PowerSORT V4.0 使用手引書 |
目次
索引
![]() ![]() |
第4章 PowerSORTのbsortexコマンドを使用する | > 4.2 bsortexコマンドオプション | > 4.2.11 レコード集約オプション(-summary) |
レコード集約機能を使用する場合に、集約フィールドを指定します。
field=summary-definition |
レコード集約機能を使用する場合に、集約フィールドを指定します。
レコード集約機能は、指定したキーフィールドの値が同一のとき、集約フィールドの値を加算して1つのレコードにする機能です。suppressオペランドとは排他関係にあります。
pos.len typ [ opt ] |
集約フィールドの位置を指定します。
バイナリファイルとテキストファイル固定フィールド指定の場合は、レコードの先頭を0としたバイト位置を指定し、テキストファイル浮動フィールド指定の場合は、0から数えたフィールド番号を指定します。
集約フィールドの長さをバイト数で指定します。
詳細は、集約フィールドに指定可能なデータ形式を参照してください。
テキストファイル浮動フィールド指定の場合、指定したフィールド長よりも長いフィールドが現れた場合は、指定したフィールド長で処理します。指定したフィールド長よりも短いフィールドが現れた場合は、指定したフィールド長に拡張して処理します。
集約フィールドのデータ形式を指定します。
詳細は、集約フィールドに指定可能なデータ形式を参照してください。
テキストファイルの場合に集約フィールドの出力形式を指定します。バイナリファイルの場合に指定するとエラーとなります。指定可能な出力形式を以下に示します。
opt |
意味 |
---|---|
i |
集約フィールドの値に符号をつけます。uとは排他関係にあります。 |
u |
集約フィールドの値が負の値の場合に符号(-)をつけます。iとは排他関係にあります。 |
z |
集約フィールドの値がフィールド長に満たない場合、左余白に'0'を詰めます。例えば、集約フィールドの値が1234という4桁の数字であり、集約フィールド長が6バイトの場合、001234という数字にします。b、dとは排他関係にあります。 |
b |
集約フィールドの値がフィールド長に満たない場合、左余白に空白を詰めます。例えば、集約フィールドの値が1234という4桁の数字であり、集約フィールド長が6バイトの場合、__1234 (_は空白を表わす)という数字にします。z、dとは排他関係にあります。 |
d |
集約フィールドの先頭から空白、タブおよび'0'を削除します。集約フィールドの先頭に空白、タブおよび'0'がある場合、左から評価し、'0'以外の数字が出現するまでの空白、タブおよび'0'を削除します。例えば、'00123'の場合、'123'という数字にします。ただし、集約フィールドが0(0、0000、+000など)の場合、最後の'0'は削除されません。テキストファイル浮動フィールド指定の場合だけ指定可能です。z、bとは排他関係にあります。 |
集約フィールド指定時の注意事項
テキストファイルについての注意事項
レコード集約機能を使用し、入力レコードの7バイトめから8バイトの内部10進数のフィールドを集約フィールドに指定する場合は、次のように指定します。
-summary field=6.8pdl |
目次
索引
![]() ![]() |