Interstage Application Server Smart Repositoryユーザーズガイド
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第3章 アプリケーションの作成(JNDI)> 3.1 JNDIの使用方法

3.1.3 アプリケーション開発時の注意事項

 JNDIを使用してアプリケーションを開発する際には、以下の注意が必要です。

動作環境

 コンパイル、およびアプリケーションが動作するために必要な環境変数を設定してください。

 JAVA_HOMEに以下のディレクトリを設定します。

 

 作成した.classファイルを実行する際には、作成した.classファイルの格納先のパスをCLASSPATHに設定してください。

検索

 以下の場合、InitialDirContextのclose()メソッドを実行しても即時UNBINDは送出されません。

 この場合、以下のタイミングでコネクションが破棄されるまで、クライアントおよびサーバ間でコネクションが累積します。以下のタイミングでは実際にはUNBINDではなくDISCONNECTが送出されます。

 サーブレットでJNDIを動作させる場合や、コネクションの生成/破棄を繰り返すプログラムでは、Smart Repositoryサーバにつながらないといった問題を引き起こす可能性があります。
 コネクションが累積しないようにするためには、以下のどちらかの方法で検索結果をクリアし、確実にUNBINDが送出されるようにしてください。

特殊文字を含むDN

 DNに、記号を指定する場合、いくつかの記号は特殊文字として扱われます。特殊文字を指定するには、その特殊文字の前に“\”(エンマーク)を置いてエスケープするか、または“"”(ダブルクォーテーション)で囲む必要があります。詳細は、“特殊文字、マルチバイト文字の扱い”を参照してください。


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