Interstage Application Server Smart Repositoryユーザーズガイド
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第2章 アプリケーションの作成(C API)> 2.1 C APIの使用方法

2.1.3 アプリケーション開発時の注意事項

 本ライブラリを使用してアプリケーションを開発する際には、以下の注意が必要です。

動作環境

 SDKのライブラリ(libidldap2.so)が格納されたパスは、/usr/libからシンボリックリンクされています。

コンパイルの際のオプション

 LDAPのクライアントAPI関数を使用する場合には、コンパイルの際に以下のオプションを指定する必要があります。
 includeファイルは、以下のディレクトリにあります。
 “/opt/FJSVidsdk/C/include”
 以下を指定します。
 “-fPIC”
 マルチスレッド環境で使用する場合には以下を指定します。
 “-fPIC -D_REENTRANT”

ヘッダファイル

 各関数を呼び出す際に使用する構造体やdefineシンボルについては、idldap.hで定義されています。このため、ソース中に以下の行を記述する必要があります。

#include "idldap.h"

 

特殊文字を含むDN

 DNに、記号を指定する場合、いくつかの記号は特殊文字として扱われます。特殊文字を指定するには、その特殊文字の前に“\”(エンマーク)を置いてエスケープするか、または“"”(ダブルクォーテーション)で囲む必要があります。詳細は、“特殊文字、マルチバイト文字の扱い”を参照してください。

 


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