Interstage Application Server Smart Repositoryユーザーズガイド
目次 索引 前ページ次ページ

第2章 アプリケーションの作成(C API)> 2.1 C APIの使用方法> 2.1.2 アプリケーションの処理手順

2.1.2.1 セションのオープン/初期設定

 クライアントは、Smart Repositoryサーバとの通信を開始する前に、セショの初期化とセションハンドルオプショの設定を行う必要があります。

セションのオープン

 クライアントは、以下の関数を使用してセションをオープンします。オープンした1つのセションは、複数のスレッドで共有することはできません。スレッドで使用する場合は、各スレッドでセションをオープンしてください。

 関数の使用方法については“リファレンスマニュアル(API編)”の“セションのオープンとクローズインタフェース”を参照してください。

 この関数は、セションを識別するためのセションハンドルを返します。セションハンドルは、これ以降の処理においてパラメタとして使用します。

 セションをオープンする際、Smart Repositoryサーバのホスト名、またはIPアドレスとポート番号を指定します。
 ホスト名やIPアドレスは、空白で区切って複数指定することができます。

 

オプションの設定

 クライアントは、該当するセションにおける処理に関係するパラメタを、セションハンドルオプションとして設定する必要があります。
 クライアントは、以下の関数を使用してセションハンドルオプションの設定/参照を行います。

 関数の使用方法については、“リファレンスマニュアル(API編)”の“セションハンドルオプションの設定/参照インタフェース”を参照してください。

 LDAPプロトコルのバージョンを指定しない場合、LDAP V2プロトコルが使用されます。Smart Repositoryでは、LDAP V2プロトコルは未サポートのため、セションハンドルオプションに必ずLDAP V3プロトコルを指定してください。
 LDAP V3プロトコルで使用する文字コードは、UTF-8です。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2005