Systemwalker Service Quality Coordinator ユーザーズガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003/Solaris(TM) オペレーティングシステム/Linux - |
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第1部 概要 | > 第2章 製品アーキテクチャ |
ここでは、Systemwalker Service Quality Coordinatorの通信方式について説明します。通信方式には、大きく二つの種類があります。
通常は、上図に示すとおりの通信になります。矢印の向きは、通信の方向を表しています。
独自プロトコル(ポート番号2344)による通信です。AgentがManagerに向けて、データをPushする形です。
独自プロトコル(ポート番号2345)による通信です。Managerに格納されているデータを、表示用に取り出すための通信です。
HTTPによる通信です。運用管理クライアントで生成された表示データが、HTTPでダウンロードされます。
Managerの二階層運用を実施する場合(Enterprise Managerを導入する場合)、Enterprise Managerとの間の通信方式は、以下のとおりです。Agent(Proxy Managerを含む)とManager間、運用管理クライアントとManager間、コンソールと運用管理クライアント間の通信方式については、上記と同じです。
独自プロトコル(ポート番号2344)による通信です。ManagerがEnterprise Managerに向けて、データをPushする形です。
独自プロトコル(ポート番号2345)による通信です。Enterprise ManagerおよびManagerに格納されているデータを、表示用に取り出すための通信です。
インターネット環境など、通信が制限されるような場合は、上図に示すように、ManagerとAgent(Proxy Managerを含む)間の通信を、HTTPで代替することができます。
ただし、この場合、Agent(Proxy Manager含む)にはHTTP通信環境が必要です。
また、このPull型の通信は、Manager駆動による定期的な通信(約10分間隔)になるため、モニタ画面に表示される情報などが、多少遅れて送信されることがあります。
Managerの二階層運用を実施している場合は、Push方式での通信となります。
Pull型の通信については、「第15章 Pull型通信で構成する」を参照してください。
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