Systemwalker Service Quality Coordinator ユーザーズガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003/Solaris(TM) オペレーティングシステム/Linux -
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第1部 概要> 第2章 製品アーキテクチャ

2.2 通信方式

ここでは、Systemwalker Service Quality Coordinatorの通信方式について説明します。通信方式には、大きく二つの種類があります。

2.2.1 Push方での通信

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通常は、上図に示すとおりの通信になります。矢印の向きは、通信の方向を表しています。

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Managerの二階層運用を実施する場合(Enterprise Managerを導入する場合)、Enterprise Managerとの間の通信方式は、以下のとおりです。Agent(Proxy Managerを含む)とManager間、運用管理クライアントとManager間、コンソールと運用管理クライアント間の通信方式については、上記と同じです。

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2.2.2 Pull方での通信 

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インターネット環境など、通信が制限されるような場合は、上図に示すように、ManagerとAgent(Proxy Managerを含む)間の通信を、HTTPで代替することができます。

ただし、この場合、Agent(Proxy Manager含む)にはHTTP通信環境が必要です。

また、このPull型の通信は、Manager駆動による定期的な通信(約10分間隔)になるため、モニタ画面に表示される情報などが、多少遅れて送信されることがあります。

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Managerの二階層運用を実施している場合は、Push方式での通信となります。

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Pull型の通信については、「第15章 Pull型通信で構成する」を参照してください。


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