PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.1 (伝送路二重化機能編) (Linux版)
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付録D その他> D.1 トラブルシューティング> D.1.6 利用者のオペレーションミス

D.1.6.1 仮想インタフェースをifconfigコマンドで誤って削除した

現象
ifconfigコマンドにより、高速切替方式の仮想インタフェース(sha)を誤って削除してしまい、復旧できなくなった。
原因および対策
高速切替方式において、ifconfigコマンドにより仮想インタフェース(sha)の非活性を行った場合、その後のstrhanet/stphanetコマンドの動作は保証できません。誤って仮想インタフェースを非活性化してしまった場合は、以下の手順にて復旧してください。
[復旧例1]
高速切替方式の仮想インタフェースsha0に対して、誤って“ifconfig sha0 down” を実行した場合。

IPv4アドレスを使用している場合

# ifconfig sha0 IPv4アドレス netmask ネットワークマスク broadcast ブロードキャストアドレス arp up

IPv6アドレスを使用している場合

# ifconfig sha0 up
# ifconfig sha0 add IPv6アドレス/prefix長

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クラスタシステムの場合は、仮想インタフェースを自動的に復旧します。なお、自動的に復旧が可能な仮想インタフェースについては、“2.3.3 インタフェース状態監視機能”を参照してください。


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