PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.1 (伝送路二重化機能編) (Linux版)
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第5章 クラスタシステム上での運用

5.2 クラスタ環境設定の追加手順

クラスタ運用の場合、通常の環境設定の他に、引継ぎ仮想インタフェースの設定、およびクラスタ環境設定が必要です。図5.29に、1:1運用待機の場合のクラスタ環境設定の追加手順の流れを示します。相互待機、N:1運用待機の場合は、以下の手順“1) 構成情報の設定”から“5) クラスタ環境設定”を繰り返し行ってください。設定例については、“付録B 環境設定例”を参照してください。

image

[図5.29 クラスタ環境設定の追加手順の流れ]

引継ぎ仮想インタフェースの設定を行うために“表5.3”に示すコマンドが提供されています。クラスタシステムがインストールされた環境でのみ実行してください。

[表5.3 引継ぎ仮想インタフェース設定コマンド]

種別

コマンド

機能概要

実行権限

引継ぎ仮想インタフェースの設定

/opt/FJSVhanet/usr/sbin/hanethvrsc

引継ぎ仮想インタフェース情報の登録/削除/表示を行います。

スーパユーザ



下へ5.2.1 構成情報の作成
下へ5.2.2 引継ぎ仮想インタフェースの作成
下へ5.2.3 クラスタ環境設定
下へ5.2.4 クラスタアプリケーションの起動

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