PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.1 (伝送路二重化機能編) (Linux版)
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第2章 機能> 2.2 オプション機能

2.2.4 複数論理仮想インタフェースの設定

1つの仮想インタフェースに対して論理的なインタフェースを作成することができます。これを論理仮想インタフェースと呼びます。この機能により、アプリケーション単位に異なる仮想IPアドレスを使用することができます。

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以下の図2.16に、仮想インタフェースsha0に論理仮想インタフェースを2つ定義した場合の例を示します。sha0,sha0:2,sha0:3には、すべて同じサブネットのIPアドレスを設定します。

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[図2.16 論理仮想インタフェース定義例]

論理仮想インタフェースとして作成できるインタフェースの数は、論理番号が2から64までの63個になります。なお、65番以降の論理番号をもつ論理仮想インタフェースは、クラスタ構成時の引継ぎ仮想インタフェースとして使用されます。

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