Network Storage Server 概説書
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用語集


 

アドバンスト・コピー機能

ETERNUS3000/6000,GR seriesおよびETERNUS NR1000F seriesの「EC」、「OPC」の総称です。


 

1:1運用待機

2ノードから構成されるクラスタシステム上で動作する運用形態。一方が 「運用」、もう一方が「待機」の状態になり、運用ノードで異常が発生すると、クラスタアプリケーションは待機ノードに切替わります。このようにして中断することなく運用が継続されます。N:1運用待機、相互待機と合わせてスタンバイ運用と総称されます。


 

一時利用ボリューム

本書では、業務サーバからアクセスできる作業用ボリュームを示します。


 

一般ファイルボリューム

データベースを含まず、業務サーバからファイルシステムでアクセスするボリュームのことを示します。


 

運用管理サーバ

Softek Storage Cruiserの用語です。
Softek Storage Cruiserのマネージャがインストールされるマシンのことです。
Network Storage Server の環境では、主にSSF/Backup Facilityが運用管理サーバとなります。


 

運用待機

業務を実行する運用側のアプリケーションと、運用が故障した時にのみ業務を引き継ぐ待機側のアプリケーションがそれぞれ別のノードで動作している運用形態を示します。


 

業務サーバ

業務ボリュームを保有する計算機を指します。Softek AdvancedCopy Managerでは、Storageサーバと呼びます。


 

業務ボリューム

本書では、ユーザの業務データを保有し、業務実行中に業務プログラムからアクセスされるディスクボリュームを指します。

ダイレクトバックアップを利用してバックアップ/リストアするには、業務ボリュームがETERNUS3000/6000,GR series内およびETERNUS NR1000F series内に配置されている必要があります。


 

クラスタシステム

複数のノードを専用ネットワークで接続した高可用・高性能システムを示します。
ノードダウン時に他ノードへ切り替え、業務を引き継ぐことによって高可用性を、複数サーバでデータベースを並列処理することによって高性能を実現しています。ノードの追加による拡張性にも優れています。


 

クラスタ構成

本書では、1:1運用待機の構成を示します。


 

グローバルサーバ

本書では、OSIV/MSPおよびOSIV/XSP配下で動作するサーバのことを示します。


 

サーバノード

Softek Storage Cruiserの用語です。
Softek Storage Cruiserのエージェントがインストールされるマシンのことです。
Network Storage Server の環境では、業務サーバがサーバノードとなります。ホストとも呼びます。


 

磁気テープライブラリシステム

大量の磁気テープを格納し、装置内のコントローラにより、自動的に磁気テープを交換しアクセスできるシステムを示します。


 

磁気テープライブラリシステム制御情報

磁気テープライブラリシステムを制御するソフトウェアが使用する情報を示します。


 

システム管理者

ETERNUS SP5000 seriesを全般的に操作/管理する管理者です。


 

システムディスク

動作中のオペレーティングシステムがインストールされたディスク。
以下のいずれかのファイルシステム領域を含むディスク全体を指します。


 

実コピー

OPC機能において、論理コピーが完了した後にETERNUS3000/6000,GR series内部で行われる実際のコピーを示します。

実コピー中に業務サーバが複写元ボリュームを更新しても、複写はOPC受け付け時の内容が保証されます。また、実コピー中に業務サーバが複写先ボリュームに対して行うread/writeについても、ETERNUS3000/6000,GR seriesのハードウェアが保証しています。


 

シングル構成

本書では、一切のクラスタの形態を持たない構成を示します。


 

スライス

論理ユニットを論理的に分割したものです。


 

ダイレクトバックアップ

ETERNUS3000/6000,GR seriesおよびETERNUS NR1000F series内のボリュームのバックアップを行う製品です。

業務サーバと連携してバックアップを行う「論理デバイスバックアップ」と、業務サーバと連携しないでバックアップを行う「論理ユニットバックアップ」などがあります。


 

ディスクアレイ

複数の物理ディスクをまとめて、仮想的な1つのディスクとして扱えるディスクファイル装置。
アクセスを複数の物理ディスクに分散させることによって、性能向上や高信頼化が実現できます。
通常、複数のアクセス方式が用意されており、その方式のことをRAID(Redundant Array of Inexpensive Disks)レベルと呼びます。主なRAIDレベルとして、RAID0(ストライピング)、RAID1(ミラーリング)、RAID5(パリティ付きストライピング)、RAID0+1(ストライピングセットのミラーリング)があります。


 

データベーススペース

実表やインデックスを格納する領域をデータベーススペースと呼びます。データベーススペースの作成は、物理構造定義で行います。
ダイレクトバックアップでは、業務ボリュームとして扱い、バックアップ対象のデータです。


 

テープ

磁気テープのことです。


 

ネットワーク型バックアップ

ネットワーク上に分散する業務データをSSF/Backup Facilityのプールボリュームまたは、SSF/Backup Facilityに接続されている磁気テープライブラリシステムにバックアップする機能を指します。
SSF/Backup Facilityでは、NetWorker, Softek Backup TSM Edition いずれかを使用することができます。


 

ノード

(1つのオペレーティングシステムが動作する)1つの計算機を示します。


 

ファイアウォール

ネットワークの不正アクセス防止システムです。イントラネット上を流れるメッセージは全てファイアウォールで検査され、セキュリティの基準を満していないメッセージは遮断されます。


 

ファイルシステム

システムのブートプログラムが格納された領域、ディスク情報が記録されているスーパブロック、iノードが格納されているiノードリスト領域、そしてファイルが格納されているファイル領域に分けられます。

そしてファイルはファイルに関する情報が収められたiノードと、iノードで指されるファイル実体とで構成されます。


 

ボリューム

データが格納されるディスクアレイ装置の管理単位を指します。

本書で、計算機から参照できるボリュームを説明する際は、この用語の中に論理ボリュームも含みます。


 

マルチボリューム

1つのファイルを複数の磁気テープにわたって記録すること。
または、複数のディスクボリュームを1巻の磁気テープに記録すること。


 

ミラーリング

データ損失などに備えるためのデータ複製方法の1つで、ハードディスクなどの外部記憶装置にデータを記録するときに、これを複数の記憶装置に同時に書き込むことによりデータを二重化する方法です。
片方の記憶装置に、故障や記憶面の物理破壊が発生しアクセス不可能になった場合でも、もう片方の記憶装置で業務を続行することが可能です。


 

リカバリ

データ操作中の不慮のシステムダウン、応用プログラムのアボート、およびデータベースを格納したディスクボリュームにトラブルが発生した場合に、データベースをトラブルが発生する前の状態に復旧することを示します。


 

リストア

バックアップデータをボリュームに書き戻すことを示します。


 

リモートコンソール

ネットワークから使用できるNetwork Storage ServerのOSコンソールを示します。
Network Storage Serverのモデルによって、使用する機材が違います。
本書では以下の機材を「リモートコンソール」と呼んでいます。

Network Storage Serverのモデル

リモートコンソールとして使用する機材

SP5000/250

SCF-LANポート

SP5000/450

SP5000/450C

SP5000/650

RCCU(Remote Console Connection Unit)

SP5000/650C


 

ロググループ

ダイレクトバックアップで業務ボリュームとして扱うデータベーススペースをグループ化したもの。
なお、ロググループには、デフォルトで存在するRDBシステム内で1つのシステムロググループと、追加定義する複数のユーザロググループの2種類があります。


 

論理デバイスバックアップ

バックアップ対象資源のバックアップ/リストアを、業務サーバ上のエージェント機能と連携して行う機能です。バックアップ対象資源の単位は、業務ボリューム(論理デバイス)となります。


 

論理ボリューム

物理的に独立な2つ以上のボリュームから構成され、論理的に存在するボリュームのことを、特に論理ボリュームと呼びます。
論理ボリュームを構成する方式には、ミラーリング方式、ストライピング方式、およびコンカチネート方式があります。


 

論理ユニット

ETERNUS3000/6000,GR seriesの、RAID構成された論理的なディスクを分割してできる管理単位を指します。ETERNUS3000/6000,GR seriesを接続した計算機からは、1つの論理ユニットが1つのデバイスとして参照できます。
論理ユニットバックアップでは、この論理ユニット単位にバックアップ/リストアを行います。


 

論理ユニットバックアップ

バックアップ対象資源のバックアップ/リストアを、業務サーバ上のエージェント機能と連携せずに行う機能です。バックアップ対象資源の単位は、論理ユニットとなります。


 

論理ユニットプール

ETERNUS3000/6000,GR seriesの、すべての論理ユニットのうち、ダイレクトバックアップのバックアップデータ保管用に割り当てられた論理ユニットをグループ化し、プール管理されたものを指します。


 

EC(Equivalent Copy)

ディスクアレイ装置内で、ホストを経由せず瞬時にコピーするETERNUS3000/6000,GR seriesおよびETERNUS NR1000F seriesの付加価値機能です。
二重化状態での運用からの切り離しでコピーを採取する機能です。

あらかじめコピー先をコピー元と等価性維持状態にするためのコピーを作成し、常時等価性維持状態を維持する。コピー指示を受け付けた時点で、等価性維持状態の維持を解除することによりコピーを作成する。
等価性維持状態にするためのコピーを開始した時点からコピー完了までの間は、コピー先にはアクセスできません。


 

ETERNUS3000

富士通が提供するSAN対応のUNIX/IAサーバ向けディスクアレイ装置です。
また、ETERNUS3000 seriesには、OPC/ECを装備していない機種(モデル50)、OPCのみを装備した機種(モデル100)と、OPC/EC機能を装備した機種(モデル200以上)があります。


 

ETERNUS6000

富士通が提供するSAN対応ディスクアレイ装置です。
グローバルサーバからUNIX/ IAサーバまでマルチプラットフォームに対応したエンタプライズシステム向けの大容量・高信頼・高性能なディスクアレイ装置です。


 

ETERNUS GR series

富士通が提供するSAN対応ディスクアレイ装置です。
UNIX/IAサーバ向けのETERNUS GR700 seriesディスクアレイと、グローバルサーバ向けのETERNUS GR800 seriesディスクアレイがあります。
また、ETERNUS GR seriesには、EC/OPC機能を装備した機種と、EC/OPC機能を装備していない機種があります。


 

ETERNUSmgr

ETERNUS3000/6000,GR seriesの状態表示・状態監視・設定保守を行う機能です。


 

ETERNUS NR1000F series

富士通が提供するネットワークディスクアレイ装置(NAS対応ディスクアレイ装置)です。


 

ETERNUS SP5000 series

Network Storage Server を参照してください。


 

FC

Fibre Channel の略


 

FC-SW(Fibre Channel SWitch)

ファイバーチャネルスイッチ装置を示します。


 

Fibre Channel

シリアル転送を行うためのインタフェースの1つです。サーバとの高速転送/長距離伝送が特長です。


 

GRマルチパスドライバ

GRマルチパスドライバは、パスを冗長化したマルチパス構成のシステムにおいて、パス(HBA 、ケーブル、CAなど)に障害が発生した場合でも、他のパスに切り換えて、業務の運用を続けられるようにする機能です。


 

Legato NetWorker

Legato社が提供する、ネットワークを使用して分散ストレージ管理(バックアップ)を行うソフトウェア製品です。


 

LMF Lite

弊社が提供する磁気テープライブラリシステム制御ソフトウェア製品です。


 

LMFクライアント

LMF Liteのクライアントソフトウェア。
磁気テープドライブが接続されたホストにインストールされている必要があります。


 

LMFサーバ

LMF Liteのサーバソフトウェア。
磁気テープライブラリシステムのロボット部が接続されたホストにインストールされている必要があります。


 

LTO Ultrium2

LTO(Linear Tape Open)コンソーシアムにおいて策定されたテープ規格。
カートリッジ1巻あたり圧縮時400ギガバイト(GB,ギガは10億、圧縮比=2:1の場合)、非圧縮時200GBの大容量と、圧縮時最大毎秒70メガバイト(MB,メガは100万、圧縮比=2対1の場合)、非圧縮時35MBの高速転送が特長。


 

LUN

Logical Unit Numberの略です。
ディスクアレイ装置内のチャネルアダプタ配下に定義される論理ユニット番号を示します。


 

NAS(Network Attached Storage)

独立したファイルサーバとして機能し、LAN(Ethernet、FDDI等)に直接接続されるストレージの総称です。ネットワーク上のクライアントからは従来のファイルサーバと同じようにアクセスすることが可能です。ファイルシステムやネットワーク通信機能が内蔵されているので、システムへの導入や追加が容易で、異種サーバからのデータの共有も楽に行うことができます。


 

NDMP(Network Data Management Protocol)

ストレージ管理アプリケーションで、サーバ上のバックアップオペレーションを制御するためのクライアント/サーバプロトコルです。NAS環境のバックアップで一般的に使用されています。


 

Network Storage Server

ETERNUS製品を中心とした「ストレージシステムの統合・管理」にもとづいた、以下の機能を有するサーバです。


 

NetWorker

Legato NetWorker を参照してください。


 

NIC

Network Interface Cardの略で、LANカードのことです。


 

OPC(One Point Copy)

ETERNUS3000/6000,GR seriesおよびETERNUS NR1000F seriesの付加価値機能で,業務サーバを経由せずに瞬時にコピーする機能です。
業務サーバからの1回のI/Oで、指定されたボリュームの複写を行います。この時、コピー指示を受け付けた時点で、業務サーバからのI/Oは完了となり、実コピー開始時にコピー元およびコピー先はアクセス可能となります。


 

OSIV/MSP(OSIV/Multi dimension System Products)

富士通の大型汎用計算機用のオペレーティングシステム。


 

OSIV/XSP(OSIV/eXtended dimension System Products)

富士通の中・大型汎用計算機用のオペレーティングシステム。


 

PRIMECLUSTER

富士通および富士通シーメンスが開発した、Solaris OSにおけるクラスタリングのためのソフトウェアの名称です。クラスタ環境を提供し,高い可用性,拡張性,高性能を実現します。


 

PRIMECLUSTER GDS

PRIMECLUSETERの一コンポーネントで、ディスク装置間のミラー化により、データの保全性を向上させるためのソフトウェアです。


 

PRIMECLUSTER GLS

PRIMECLUSTERの一コンポーネントで、複数のNIC(Network Interface Card)により、自システムが接続されるネットワークの伝送路を冗長化して、通信全体の高信頼化を実現するソフトウェアです。


 

RAID(Redundant Array of Inexpensive Disks)

サブシステム内の各コンポーネントを多重化し、冗長度を持った装置。冗長構成と障害の極所化機能により、連続可用性を高め、ディスク1個の故障時におけるデータの自動修復機能を持ちます。

データの冗長化方法により、「RAID0,RAID1,RAID2,RAID3,RAID4,RAID5」までの6段階に分類されます。

この分類方法を世にはじめて紹介したのは、カルフォルニア大学のパターソン教授らのグループです。このRAIDとは、Redundunt Array of Inexpensive Disksから、それぞれの頭文字を取った略称です。Inexpensive(安い)という意味から、最近は個々のディスクを独立に動かすという意味でIndependentを使ったりもします。

また最近では、複数のRAIDレベルを組み合わせて使用し、コストや性能面の向上を図る手段も用いられています。

各RAIDの番号の付けかたですが、これは「データの分割方法やデータの修復の仕組みなどにより、ただ単に頭から順番付けしたもの」であり、開発の進行段階や機能の優位性による番付けではありません。


 

RAID0

RAIDレベル0は、エラー訂正符号を付けないでストライピングのみを行う方式。低コストで高速データ転送が実現できるが,冗長性がないために信頼性は低い記憶装置となっています。


 

RAID0+1

RAIDレベル0+1は、RAIDレベル0とレベル1が1つのアレイに結合されており、RAIDレベル1(ディスクミラーリング)によってデータの信頼性を飛躍的に高め、ストライピングによってI/O性能を高めている、これによってコストはかかるがI/O性能も信頼性も高い記憶装置となっています。


 

RAID1

データの冗長化として、ディスクの二重化をいったもので「ミラーディスク」のことを指します。

1つのディスクが万一故障しても、もう一方のディスクへ高速に切り替えることができるので、アクセス処理に遅延がないことが最大の利点です。

書き込み時の動作:HDD0/2に対して同時にデータを書き込む。

読み出し時の動作:HDD0/2のうち一方のディスク装置からデータを読み出す。


 

RAID2

データの冗長化として、ハミングコード(主記憶装置などで使用しているECC(Error Correction Code))を使用している。

データはビットまたはバイト単位に分割されデータ専用の複数ディスクに記憶する。ハミングコードは分割されたデータをもとに作成され、複数のディスクに記憶する。

複数のデータ修復情報用ディスクが必要であり、コストがかかる。

データディスク 10 ; ハミングコード・ディスク 4 の場合


 

RAID3

データを複数のディスクに分割して書き込み、データ修復用に専用のパリティディスクを使用する方式。

データは1セクタ等の大きさの単位に分割され、データ専用の複数のディスクへ同時に書き込む。このため、各ディスクの回転待ち時間が不均一のため最も回転待ちの多いディスクの処理時間に左右される。この点を克服するため同期回転技術が必要である。

パリティはデータから作成され1つの専用パリティディスクに記録する。


 

RAID4

データの修復情報にはパリティ方式を採用している。

データはブロック単位等の読出/書込単位にデータ用ディスクに記録される。

パリティは、1つの専用パリティディスクに記録する。

同時に複数の読出が可能/同時に複数の書き込みは不可能。

更新時には必ず更新前のデータとパリティを読出、更新パリティを作成後書き込むといった余分なアクセスが必要。これを「ライト・ペナルティ」という。

※ A0はRAID3で示すa0〜a3の大きさに相当


 

RAID5

データの修復情報にはパリティ方式を採用している。

データはブロック単位等の読出/書込単位でデータ用ディスクに記録される。

パリティはデータ用ディスクに分散して記録する。

同時に複数ディスクの読出/書き込みが可能

更新時には必ず「ライト・ペナルティ」が発生する。

パリティ更新中のディスクへは読出/書き込みのアクセスができない。


 

SAN(Storage Area Network)

サーバとストレージ間をハブやスイッチを介してファイバーチャネルで接続したネットワーク。ストレージ統合やサーバ間データ共有まで含む広い概念で、これから本格化すると思われます。現時点では、異なる種類のOS間でファイル共有は不可能です。


 

SCSI

入出力装置をパソコンやUNIXサーバに接続するインタフェースの1つです。


 

SNMP(Simple Network Management Protocol)

TCP/IPネットワーク管理標準設定の指針として統一されてきたネットワーク管理プロトコルです。


 

SNMP Trap

SNMP Trapは、ネットワークを使用してデバイスの非同期事象を報告するためのLAN上のパケットです。業界標準プロトコルとして定義されています。


 

Softek AdvancedCopy Manager

ストレージを管理するソフトウェアです。ストレージのバックアップ機能、リプリケーション機能などがあります。


 

Softek Backup TSM Edition

ネットワークを使用して分散ストレージ管理(バックアップ)を行うソフトウェア製品です。


 

Softek Storage Cruiser

ストレージを管理するソフトウェアです。ストレージシステム管理機能を利用することができます。


 

Solaris OS

Solaris(TM)オペレーティングシステムのことです。本書では、“Solaris OS”と表現しています。


 

SSF/Backup Facility

SAN環境、LAN環境、NAS環境のあらゆる環境の業務データのバックアップ/リストアを行う事ができるサーバ機能です。


 

Storage管理サーバ

Softek AdvancedCopy Managerで使用される用語です。
Storageサーバに接続されているETERNUS3000/6000,GR series内のデータのバックアップ/リストア操作をリモートで行うことができる計算機を指します。Storage管理サーバは、複数のStorageサーバを管理することができます。


 

Storageサーバ

Softek AdvancedCopy Managerで使用される用語です。
本書においても、Softek AdvancedCopy ManagerのStorageサーバ登録コマンドを用いて登録された業務サーバを、説明の便宜上、Storageサーバと呼ぶことがあります。
なお、ダイレクトバックアップにおいてSoftek AdvancedCopy Managerと連携したバックアップ運用をおこなう場合は、業務サーバをStorageサーバとして登録しておく必要があります。


 

Symfoware

ユーザ業務で発生する大量データを迅速に処理し、目的に応じて多面的に利用できる富士通製のデータベースです。


 

Systemwalker Centric Manager

メッセージを集中監視するためのソフトウェア。


 

Systemwalker Operation Manager

バックアップ運用のスケジュールを監視するためのソフトウェア。


 

Systemwalker StorageMGR GR/CF

グローバルサーバ環境で、ディスクアレイ装置 ETERNUS6000,GR800 seriesが提供するアドバンスト・コピー機能を利用し、高速なボリューム間コピーを実現する富士通のソフトウェア製品。
GR/CFは、“Global Raid/advanced Copy Facility”の略。


 

TCO(Total Cost of Ownership)

コンピュータの導入、使用にかかる全ての費用を示します。

コンピュータの購入費用、ソフトウェアの購入費用、システムの維持費用、要員の教育費用などが含まれます。


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