PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.1 (Solaris(TM) オペレーティング環境版) |
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付録F リファレンスマニュアル | > F.3 GFS 共用ファイルシステム専用一般コマンド |
sfcsetvolume -D file
sfcsetvolume -v raw [ -c ] [-f mandatory] file
sfcsetvolume は、GFS 共用ファイルシステム内の指定したファイルのファイルデータ割当属性情報を設定します。
ディレクトリにファイルデータ割当属性情報を設定した場合、設定以降、そのディレクトリ直下に新規作成する通常ファイル、または、ディレクトリにファイルデータ割当属性情報が継承されます。
通常ファイル、ディレクトリ以外、または、GFS 共用ファイルシステム以外のファイルを指定した場合、ファイルデータ割当属性情報の設定はできません。
以下のオプションが指定できます。
-D
ファイルデータ割当属性情報の設定を解除します。
-c
ファイルデータ割当属性のみ設定します。 -c を指定しない新規ファイル指定の場合、親ディレクトリに設定されているポリシー属性にファイルデータ割当属性を追加設定した新規ファイルが作成されます。ディレクトリに対して -c 指定で実行した場合、他のポリシー属性が解除され、ファイルデータ割当属性のみ設定されます。ディレクトリに対して -c を指定しない場合には、既設定のポリシー属性にファイルデータ割当属性が追加設定されます。
-f mandatory
ファイルデータ領域の割当方法を強制指定にします。-v オプションで指定したファイルデータパーティションからのみ、データを割り当てます。他のファイルデータパーティションからは、ファイルにデータを割り当てず、割り当てできない場合はエラーとします。
-f オプションを指定しない場合、推奨指定となります。データ割り当て対象と指定したファイルデータパーティション上の空き領域が枯渇した場合には、別の空き領域の存在するファイルデータパーティションが存在すれば、そこからファイルにデータを割り当てます。
-v raw
データを割り当てる対象のファイルデータパーティションのキャラクタ特殊ファイルを指定します。
以下のオペランドが指定できます。
file
処理の対象とする通常ファイルまたはディレクトリのパス名を指定します。
% sfcsetvolume -v /dev/sfdsk/c1/rdsk/v1 /mnt/file1
sfccp(1), sfccpio(1), sfcgetfattr(1), sfcmv(1), sfcsetext(1).
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