PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.1 (Solaris(TM) オペレーティング環境版)
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第3部 Global File Services 共用ファイルシステム> 第19章 管理パーティションの操作(GUI編)> 19.2 管理パーティション作成

19.2.2 管理パーティションの作成、および、構成ノード情報の登録

 管理パーティションの作成、および、構成ノード情報の登録は、GFS 運用管理ビュー[操作]:[管理パーティション操作]:[作成]から行います。

[図 管理パーティション作成ウィザード (1) - パーティション選択]

 「管理パーティション作成ウィザード (1) - パーティション選択」画面では、管理パーティションとして使用するパーティションを選択します。

 「候補パーティション」には、管理パーティションの作成を実行しているノードで共用している、管理パーティションとして使用可能なパーティションが表示されます。管理パーティションとして使用するパーティションを選択すると、<次へ> ボタンが選択可能になります。

 管理パーティションとして使用するパーティションを「候補パーティション」から選択後、<次へ> ボタンをクリックすると、「管理パーティション作成ウィザード (2) - ノード選択」画面に進みます。

 管理パーティションの作成を中断する場合は、<中止> ボタンをクリックしてください。

 選択状態をデフォルトに戻す場合は、<リセット> ボタンをクリックしてください。

 管理パーティションの作成を行うには sfcfrmd デーモンが停止している必要があります。

 GFS 運用管理ビューからは既に管理パーティションとして使用しているパーティションに対して作成を行えません。sfcsetup(1M) で行ってください。詳細については、本書の“20.2.2. 管理パーティションの初期化”を参照してください。

[図 管理パーティション作成ウィザード (2) - ノード選択]

 「管理パーティション作成ウィザード (2) - ノード選択」画面では、「管理パーティション作成ウィザード (1) - パーティション選択」で選択した管理パーティションに登録するノードを選択します。

 「ノード名」には「管理パーティション作成ウィザード (1) - パーティション選択」で管理パーティションとして選択した GDS の論理ボリュームが属するディスククラスのスコープ範囲に設定されているノードが表示されます。デフォルトでは、すべてのノードの「選択」がチェックされています。

 運用管理ビューの起動時に表示される「ノード選択」画面で接続するノードとして指定したノードは、必ず管理パーティションに登録する必要があります。そのため、「選択」のチェックを解除することはできません。

 管理パーティションの作成を中断する場合は、<中止> ボタンをクリックしてください。

 「選択」の状態を変更後、選択状態をデフォルトに戻す場合は、<リセット> ボタンをクリックしてください。

 管理パーティションとして作成するパーティションを選択する画面に戻る場合は、<戻る> ボタンをクリックしてください。

 管理パーティションに登録するノードの「選択」のチェック状態を確認し、<作成> ボタンをクリックすると以下の確認メッセージが表示されます。

 表示された確認メッセージで <いいえ> をクリックすると、処理を中断します。

 <はい> をクリックすると、管理パーティションの作成を開始します。管理パーティション作成が開始されると、中断することはできません。

 管理パーティションの作成完了後、管理パーティションに登録したノードで sfcfrmd デーモンの起動を行います。

 以下のメッセージが表示され、管理パーティション作成が完了します。


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