| PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.1 (Solaris(TM) オペレーティング環境版) |
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| 第3部 Global File Services 共用ファイルシステム | > 第16章 管理パーティション |
GFS 共用ファイルシステムを利用するには、ファイルシステムを作成するボリューム以外にも、クラスタシステム毎に管理パーティション専用の GDS 共用ボリュームが 1 つ必要になります。複数のファイルシステムを利用する場合でも、必要な管理パーティションは 1 つです。
管理パーティションは40メガバイトのディスク容量を使用します。このため、40 メガバイト以上の大きさのボリュームを用意してください。

GDS 共用ディスクシステムの設定方法の詳細については、“PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書”を参照してください。

管理パーティションを作成するボリュームの設定は、ボリュームが属するディスククラスのタイプを共用に、ボリュームが属するディスククラスのスコープに GFS 共用ファイルシステムを共用するノードをすべて指定してください。さらに、ノード起動時に自動的にボリュームの状態が ACTIVE になるように設定してください。
管理パーティションの存在するボリュームを含むディスククラスの用途は、[排他使用]を"しない"としてください。
誤って管理パーティションの存在するボリュームを含むディスククラスを RMS リソースとして排他使用するモードに設定するとノード起動時に自動的にボリュームの状態が ACTIVE となりません。このため GFS 共用ファイルシステムが動作しません。
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