PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.1 (Solaris(TM) オペレーティング環境版) |
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第3部 Global File Services 共用ファイルシステム | > 第14章 ダウンリカバリ | > 14.1 MDSダウンリカバリ |
待機していたセカンダリ MDS が自動的にプライマリ MDS に切り替わり運用を継続する場合があります。MDS が動作するように設定、かつプライマリ MDS プロセスがダウンした場合です。この場合の処理を以下に示します。
1. セカンダリ MDS のプライマリ MDS への切り替え
ダウンしたプライマリ MDS に代わって、セカンダリ MDS がプライマリ MDS として動作します。
また、MDSノードを3つ以上設定しているファイルシステムでは、一定時間経過してもセカンダリ MDS がプライマリ MDS として動作しない場合、他の MDS ノードの中からプライマリ MDS が起動され、運用の継続が可能になります。
2. アップデートログのリプレイ
新しくプライマリとして動作する MDS は、アップデートログをリプレイし、ファイルシステムの整合性を回復します。
3. 切り替え後の処理の再開
AC は新しくプライマリとして動作する MDS に対して処理を要求します。MDS がその要求を受け付けるまで、そのファイルシステムへのアクセスはブロックされます。
4. ダウンした MDS の再起動
通常はセカンダリ MDS として起動します。
また、MDS ノードを 3 つ以上設定しているファイルシステムでは、一定時間経過してもセカンダリ MDS が起動しない場合、他の MDS ノードの中からセカンダリ MDS が起動されます。
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