PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.1 (Solaris(TM) オペレーティング環境版)
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第2部 Global File Services ローカルファイルシステム> 第7章 GFSローカルファイルシステムの使用制限管理

7.1 quota (クォータ)機能とは

 quota 機能とは、一般ユーザが作成できる「ファイル数」および「ブロック数」の合計をユーザごとに制限する機能です。この機能により、個々のユーザのファイルシステム資源の浪費を防止することができます。

 制限値には、「ソフトリミット値」と「ハードリミット値」の 2 種類があります。「ソフトリミット値」とは、ファイル数またはブロック数がその値以上になった場合にユーザに警告メッセージを出力する制限値です。「ハードリミット値」は、それ以上ファイルの作成またはデータの追加をすることができない実際の制限値です。また、ファイル数またはブロック数がソフトリミット値以上で、ある一定時間 (制限時間) が過ぎた場合も、ファイルの作成またはデータの追加をすることができません。


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