PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.1 (Solaris(TM) オペレーティング環境版)
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第2部 Global File Services ローカルファイルシステム> 第2章 GFSローカルファイルシステム

2.11 動作環境

 GFS ローカルファイルシステムは、“2.6 独自のメタデータキャッシュ管理”で説明したメタデータ部のメモリキャッシュ域をファイルシステム単位に用意します。

 すなわち、GFS ローカルファイルシステムを動作させるには、ハードウェア環境として、最低でも以下のメモリ容量が必要となります。ここで、n は、マウントする GFS ローカルファイルシステムの数です。


(2.0 + 5.0×n) メガバイト以上


 メタデータ部のメモリキャッシュ域のサイズは、ファイルシステムの資源量にあわせて、チューニングが可能です。

 チューニングする方法には、以下の 2 通りが用意されています。

 なお、メタデータ部のメモリキャッシュ域サイズの変更については、“9.2 性能チューニング”を参照してください。

 また、GFS ローカルファイルシステムでは、32 ビットの Solaris OE において、パッケージインストール時に、カーネルスタック域サイズを 16 キロバイトに変更します。


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