SafeCLUSTER/HA for Oracle 導入運用ガイド V1.1L21A |
目次
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第3章 運用 |
Oracle インスタンスの起動時に Oracle の状態を確認したり、起動/停止に連動してアプリケーションを実行したりしたい場合について説明します。
Oracle インスタンスの起動は、次のように行われます。
※%HAORACLE_PATH% は本製品をインストールしたパスです。
実行したいバッチファイルやアプリケーションがある場合は、サンプルを参考にして各バッチファイルに記述してください。
バッチファイル |
実行のタイミング |
---|---|
start_before.bat |
Oracleインスタンスの起動処理前に呼び出されます。 |
start_after.bat |
Oracleインスタンスの起動処理後に呼び出されます。 |
各バッチファイルが存在しない場合は、処理は行われません。
Oracleインスタンスの停止は、次のように行われます。
実行したいバッチファイルやアプリケーションがある場合は、サンプルを参考にして各バッチファイルに記述してください。
バッチファイル |
実行のタイミング |
---|---|
stop_before.bat |
Oracleインスタンスの停止処理前に呼び出されます。 |
stop_after.bat |
Oracleインスタンスの停止処理後に呼び出されます。 |
各バッチファイルが存在しない場合は、処理は行われません。
Oracle インスタンスの起動/停止に連動して、アプリケーションの起動/停止を行う場合、次のように設定します。
Oracle インスタンスの起動後に呼び出されるバッチファイルに、アプリケーションの起動処理を記載します。
@echo off |
アプリケーションが常駐するプログラムの場合は必ず startコマンドで呼び出してください。startコマンドで呼び出さない場合、アプリケーション実行時に処理が復帰しなくなり、Oracle 起動処理が停止してしまいます。
Oracle インスタンスの停止前に呼び出されるバッチファイルに、アプリケーションの停止処理を記載します。
@echo off |
アプリケーションの停止に時間がかかる場合や、復帰しなくなる可能性のある場合は、必ず startコマンドで実行してください。
Oracle 起動時(クラスタサービス起動時等)に呼び出される start_before.bat において、復帰しないプログラムを実行した場合、Oracle は起動されず、起動処理でタイムアウトが発生し、クラスタサービスが起動しません。
この場合は、次のように startコマンドで実行してください。
@echo off |
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