PRIMECLUSTER Web-Based Admin View 操作手引書

2.1 動作環境

Web-Based Admin Viewでサポートされる管理サーバ、監視ノードの動作環境について、以下に説明します。

• Solaris OS の場合
  • メモリ

    256MB以上のメモリが必要です。

  • 必須ソフトウェア

    Java(TM) 2 Runtime Environment, Standard Edition ,Version 1.2.1または Version 1.2.2 (Solaris OS にバンドルされているJava 動作環境)

  • 必要とするディスク容量

    標準では60MBの空き容量が必要です。より詳細なトラブル情報を採取するために、動作環境設定において各トレース情報の採取個数やサイズ等を最大にした場合には、さらに32MBの空き容量が必要になります。

  

  サポートするOSについては、各運用管理製品のマニュアルを参照してください。

• Linux(R)の場合
  • CPU

    Itanium(R) 2 プロセッサ

  • メモリ

    256MB以上のメモリが必要です。

  • OS

    Red Hat Enterprise Linux AS(v.4 for Itanium)

  • 必須ソフトウェア

    Java(TM)2 Software Development Kit, Standard Edition 1.4.2_06

  

  Web-Based Admin Viewのクライアントについての動作環境の詳細は、"クライアント環境を準備する"を参照してください。

  

  • Linux(R)上でWeb-Based Admin Viewを動作させるためには、Web-Based Admin Viewをインストールする前に/etc/hostsファイルに自ホスト名と対応するIPアドレスを登録しておく必要があります。

    Linux(R)インストール直後は、/etc/hostsファイルは、以下の“変更前”の状態となっているので“変更後”を参考に修正します。

    • 変更前

      # Do not remove the following line, or various programs

      # that require network functionality will fail.

      127.0.0.1 node_name localhost.localdomain localhost

    • 変更後

      # Do not remove the following line, or various programs

      # that require network functionality will fail.

      #127.0.0.1 node_name localhost.localdomain localhost

      127.0.0.1 localhost.localdomain localhost

      10.20.30.40 node_name

    この場合、自ホスト名はnode_name、対応するIPアドレスは10.20.30.40を設定します。

    /etc/hostsファイルへ自ホスト名と対応するIPアドレスを追加後、"Web-Based Admin Viewの設定の変更"を参照し、ネットワークアドレスの変更と管理サーバのIPアドレスの変更を行ってください。