PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.1 (Solaris(TM) オペレーティングシステム版)
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目次
索引
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C.1 トラブル調査情報の採取方法
PRIMECLUSTERシステムに障害が発生した場合は、調査に必要な以下の情報を、クラスタを構成する全てのノード、およびクラスタ管理サーバから収集します。それからカスタマサポート担当者に連絡してください。
- PRIMECLUSTER の調査情報
- fjsnap を使用して、エラー調査に必要な情報を収集します。
- システムの調査情報を収集します。
ハードエラー、OSのエラー発生時、パニック発生時またはノードにログインできない時に必須となる以下の資料を収集します。
- クライアントのJava コンソールを収集します。
"PRIMECLUSTER Web-Based Admin View 操作手引書" の "付録B.2.2 Java コンソール" を参照してください。
- クライアントの画面のハードコピーを収集します。
"PRIMECLUSTER Web-Based Admin View 操作手引書" の "付録B.2.3 画面のハードコピー" を参照してください。
- クライアントでRC2000を使用している場合には、クライアントのRC2000の情報を収集します。
"RC2000ユーザーズガイド"の"D.2 トラブル調査情報の採取方法"を参照してください。
- アプリケーションに障害が発生している場合は、アプリケーションの調査用資料
- 障害が再現可能な場合には、障害再現手順マニュアル
- 問題を報告する際は、エラー調査に必要な情報を収集します。問題の確認および障害再現の実行のために情報を提供しないと、問題を再現および診断するのに時間がかかるか、それが不可能となる場合があります。また、トラブルシューティングが不可能になる場合もあります。
- 調査用資料はPRIMECLUSTER システムの全てのノードから速やかに収集します。とくにfjsnap が収集する情報は、障害の発生後に時間が長く経過すると、必要な情報が失われてしまうことがあります。
- ノードが強制終了している場合はOBP モードでsync を実行し、システムダンプを収集します。
- C.1.1 fjsnapコマンドの実行
- C.1.2 システムダンプ
- C.1.3 SCFダンプ
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