PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.1 (Solaris(TM) オペレーティングシステム版) |
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付録A PRIMECLUSTERシステム設計ワークシート | > A.5 カーネルパラメタ・ワークシート |
リソースデータベースを使用する場合に必要なカーネルパラメタの値を以下に示します。
カーネルパラメタはインストーラによって/etc/system に自動で変更されます。なお、アンインストール時は、/etc/system の設定を元に戻してください。
設備増設のためにノード数と論理ディスク数を増やす場合は、カーネルパラメタの再見積りを行い、クラスタを構成する各ノードを再起動する必要があります。このために、導入後のクラスタシステムにノードまたはディスクを増設する場合は、増設後のノード数と論理ディスク数を考慮してカーネルパラメタを予め設定しておく必要があります。
カーネルパラメタ |
特性 |
値 |
備考(パラメタの意味) |
---|---|---|---|
shmsys:shminfo_shmmax |
最大値 |
4194304 (注1) |
リソースデータベースで必要な値 |
shmsys:shminfo_shmseg |
最大値 |
30 |
リソースデータベースで必要な値 |
shmsys:shminfo_shmmni |
加算 |
30 |
リソースデータベースで必要な値 |
semsys:seminfo_semmni |
加算 |
20 |
リソースデータベースで必要な値 |
semsys:seminfo_semmns |
加算 |
40 |
リソースデータベースで必要な値 |
semsys:seminfo_semmnu |
加算 |
40 |
リソースデータベースで必要な値 |
(注1)
リソースデータベースで必要とする、shmsys:shminfo_shmmax の値を次に示す値に変更します。
クラスタシステムリソース数を以下の方法で見積ります。
リソース数 = (a) + (b)
(a) 共用ディスクデバイスのディスク数 x (共用ノード数 + 1) x 2
(b) ローカルディスクの総数 (全てのクラスタ構成ノード内のローカルディスク数)
リソースデータベースで必要な値 = 1048576 + 2776 x リソース数
shmsys:shminfo_shmmax = リソースデータベースで必要な値
shmsys:shminfo_shmmax = 4194304
(PRIMECLUSTER がインストール時に自動設定する値を使用します)
(注2)
カーネルパラメタはインストーラにより自動で変更されます。
semsys:seminfo_semmnuはインストーラにより算出後のsemsys:seminfo_semmnsと同じ値に設定しますが、必ずシステム環境に合わせ再調整を行ってください。
カーネルパラメタ |
特性 |
値 |
備考(パラメタの意味) |
---|---|---|---|
shmsys:shminfo_shmmax |
最大値 |
4194304 (注1) |
リソースデータベースで必要な値 |
shmsys:shminfo_shmmni |
加算 |
30 |
リソースデータベースで必要な値 |
semsys:seminfo_semmni |
加算 |
20 |
リソースデータベースで必要な値 |
semsys:seminfo_semmns |
加算 |
40 |
リソースデータベースで必要な値 |
semsys:seminfo_semmnu |
加算 |
40 |
リソースデータベースで必要な値 |
(注1)
リソースデータベースで必要とする、shmsys:shminfo_shmmax の値を次に示す値に変更します。
クラスタシステムリソース数を以下の方法で見積ります。
リソース数 = (a) + (b)
(a) 共用ディスクデバイスのディスク数 x (共用ノード数 + 1) x 2
(b) ローカルディスクの総数 (全てのクラスタ構成ノード内のローカルディスク数)
リソースデータベースで必要な値 = 1048576 + 2776 x リソース数
shmsys:shminfo_shmmax = リソースデータベースで必要な値
shmsys:shminfo_shmmax を編集しない
(Solaris 9のデフォルト値を使用します)
(注2)
カーネルパラメタはインストーラにより自動で変更されます。
semsys:seminfo_semmnuはインストーラにより算出後のsemsys:seminfo_semmnsと同じ値に設定しますが、必ずシステム環境に合わせ再調整を行ってください。
カーネルパラメタ |
特性 |
値 |
備考(パラメタの意味) |
---|---|---|---|
shmsys:shminfo_shmmax |
最大値 |
4194304 (注1) |
リソースデータベースで必要な値 |
shmsys:shminfo_shmmni |
加算 |
30 |
リソースデータベースで必要な値 |
semsys:seminfo_semmni |
加算 |
20 |
リソースデータベースで必要な値 |
(注1)
リソースデータベースで必要とする、shmsys:shminfo_shmmax の値を次に示す値に変更します。
クラスタシステムリソース数を以下の方法で見積ります。
リソース数 = (a) + (b)
(a) 共用ディスクデバイスのディスク数 x (共用ノード数 + 1) x 2
(b) ローカルディスクの総数 (全てのクラスタ構成ノード内のローカルディスク数)
リソースデータベースで必要な値 = 1048576 + 2776 x リソース数
shmsys:shminfo_shmmax = リソースデータベースで必要な値
shmsys:shminfo_shmmax を編集しない
(Solaris 10のデフォルト値を使用します)
RCI非同期監視設定を行う場合、クラスタシステムを構成するノードの機種によって、以下のパラメタのチューニングが必要になります。
設定方法と設定値については、当社技術員(SE)にご連絡ください。
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