PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.1 (Solaris(TM) オペレーティングシステム版)
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付録A PRIMECLUSTERシステム設計ワークシート

A.1 ワークシートの目的

本ワークシートはPRIMECLUSTERシステムを設定する際に必要な項目を、事前に決定しておくためのものです。全ての項目を埋めておけば実際のPRIMECLUSTERの導入作業を円滑に進めることができます。

以下のワークシートからなります。

■全体設計ワークシート

PRIMECLUSTERシステムを設計する上で、基本項目の設計に必要なワークシートです。

■クラスタ導入環境設定ワークシート

Solarisソフトウェア、PRIMECLUSTER、必須ソフトウェア、および関連ソフトウェアのインストールと、Web-Based Admin ViewによるPRIMECLUSTERシステム導入の設定以前に行う環境設定に関するワークシートです。

各ソフトウェアのインストールは、インストールスクリプトを使用して、各ノードで個別に行う方法と、One Shot Installerを使用して、自動的に一括してインストールを行う方法のいずれかを選択することができます。

それぞれのインストール手順の詳細は、"PRIMECLUSTER インストールガイド"を参照してください。
ここでは、各々のインストール方法について必要な情報をあらかじめ整理しておくためのワークシートを示します。このワークシートを使用することで、各ソフトウェアのインストール作業を円滑に進めることができます。

■カーネルパラメタ・ワークシート

カーネルパラメタを見積るためのPRIMECLUSTERに関する基礎値を知ることができます。SolarisソフトウェアやPRIMECLUSTER関連パッケージをインストールした後、必要に応じて各カーネルパラメタを見積った値に設定します。

■クラスタ構築ワークシート

Web-Based Admin ViewでPRIMECLUSTERシステムを設定するために必要な項目を整理するためのワークシートです。本ワークシートを利用し、設定項目をあらかじめ決定しておくことで、Web-Based Admin Viewを使用した導入設定作業を円滑に進めることができます。

■クラスタアプリケーション構築ワークシート

クラスタアプリケーションを構築する上で、実際にどのように運用していくか等の設計を行います。

RMS設定、GFS設定、GLS設定、GDS設定、およびクラスタアプリケーション設定の各ワークシートがあります。

■クラスタアプリケーション設定ワークシート

クラスタアプリケーションおよびリソースを設定する際に必要になるワークシートです。


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