PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.1 (Solaris(TM) オペレーティングシステム版)
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第6部 PRIMECLUSTER対応製品編> 第26章 Systemwalker Centric Manager

26.1 機能概要

Systemwalker Centric Managerは、情報システムの運用管理を行うための統合基盤となる製品です。ポリシーマネージメントに従ってシステムを構成するIT資源(ネットワーク、ハードウェア、OS、アプリケーション、利用者など)および業務のライフサイクルマネージメントを実現します。

■ライフサイクルマネージメント

Systemwalker Centric Managerでは、IT資源のライフサイクルを管理します。IT資源のライフサイクルを次の4つのフェーズにわけ、効率的に運用管理を行います。

●デプロイメント(配付)

IT資源および業務をシステムへ導入/設定するフェーズです。情報システムで利用する資源の配付・適用を行います。

●モニタリング(監視)

運用フェーズに入ってからのIT資源や業務の稼働状況、性能などを監視するフェーズです。IT資源の稼働監視、異常監視、性能監視を行い業務が正しく稼働していることを監視します。

●リカバリ(障害復旧)

トラブル時の対処、復旧のフェーズです。トラブル発生時の調査や対処、および障害管理を行います。

●アセスメント(評価)

業務の安定稼働を評価するフェーズです。業務の稼働情報や業務を構成するIT資源の情報から業務のサービスレベルを評価/分析します。業務のボトルネックの検出やキャパシティプランニグを行います。

●フレームワーク

フレームワークは、ライフサイクル管理の機能間での情報共有とシームレスな機能連携を行う運用管理の基盤です。ネットワーク、ハードウェア、OS、アプリケーションなど情報システム全体の構成情報を収集し一元管理します。


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下へ26.1.2 サポート形態

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