PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.1 (Solaris(TM) オペレーティングシステム版)
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第6部 PRIMECLUSTER対応製品編> 第16章 PRIMECLUSTER Wizard for NetWorker> 16.1 機能概要

16.1.5 スタンバイ運用

サーバクラスタ形態において、クラスタ構成ノードの内、サーバ運用を行っていないノードはStandby状態となり、NetWorkerのクライアント運用を行います。

スタンバイ運用ノードでは簡易なクライアント監視を行います。スタンバイ運用ノード中のNetWorkerが異常終了した場合は、一度NetWorkerの再起動を行い、正常な起動が行われない場合にはNetWorkerユーザアプリケーションリソースがFaulted状態となります。Faulted状態のノードはノード状態が正常であれば、Faulted状態をクリアすることでスタンバイ運用を再開できます。

また、スタンバイ運用ノード上で誤ってサーバを起動した場合は、NetWorkerプロセス監視機構は異常とみなし、異常をRMSに通知し、RMSはそのノードをFaulted状態にします。


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