PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.1 (Solaris(TM) オペレーティングシステム版)
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目次
索引
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4.3.2 クライアント環境の準備
Web-Based Admin Viewでサポートされるクライアントのハードウェア、OSおよびWebブラウザなどの動作環境を準備します。
- PCクライアント
- CPU
- PentiumII 233MHz相当以上
- メモリ
- 128MB以上搭載
- OS
- Windows(R) 98、Windows NT(R)、Windows(R) 2000、Windows(R) Me、Windows(R) XP
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日本語の表示環境については、制約があります。下の「注意事項」を参照してください。
- Webブラウザ
- Netscape(R) Communicator 4.5〜4.7X、Netscape(R) 6.2、Netscape(R) 7.X、Microsoft(R) Internet Explorer 5.0以上(Java Plug-inが必須)
- Java Plug-in
- Java(TM) 2 Runtime Environment Standard Edition Version 1.3.1
- Java(TM) 2 Runtime Environment Standard Edition Version 1.4.2
- ディスプレイ装置
- 800×600ドット以上で、High Color(16ビット、65,536色)表示可能なもの
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- Solaris Workstation
- メモリ
- 128MB以上搭載(ブラウザを複数起動する場合や、各運用管理画面を複数起動する場合は、256MB以上を推奨します。)
- OS
- Solaris8 01/01以降、Solaris9、Solaris10
- Webブラウザ
- Netscape(R) Communicator 4.72〜4.7X、Netscape 6.2、Netscape 7.X
- Mozilla Webブラウザ(Solaris10 OSにバンドルされているMoziila環境)
- Java Plug-in
- 10.1.2.2,REV=1999.12.06.10.02 以上
- 20.1.2.2,REV=1999.10.14.18.04 以上
- Java(TM) 2 Runtime Environment Standard Edition Version 1.3.1
- Java(TM) 2 Runtime Environment Standard Edition Version 1.4.2
クライアントとしてSolaris10を使用する場合は、Mozilla Webブラウザ、Java(TM) 2 Runtime Environment Standard Edition Version 1.4.2 を使用してください。
PRIMEPOWER800/1000/2000、GP7000Fモデル1000/2000に付属のSystem Management Consoleもクライアントとして使用可能です。ただし、上記OSを使用する必要があります。
- Web-Based Admin Viewで日本語を表示する場合には、OS環境として以下の条件を満たす必要があります。
- 日本語版Windows(R)がインストールされている、かつ
Windows(R)で使用する言語環境が日本語に設定されている。
- Solaris Workstation に日本語パッケージがインストールされている、かつ
使用する言語環境が日本語に設定されている。
- Solaris8 の日本語環境で、Java(TM) 2 Runtime Environment Standard Edition Version 1.3.1 を使用した場合に、JavaVMの問題により、Web-Based Admin Viewのトップ画面が表示されないことがあります。その場合は、Java(TM) 2 Runtime Environment Standard Edition Version 1.4.2 を使用してください。
- Java Plug-inの設定については、"PRIMECLUSTER Web-Based Admin View 操作手引書" の "3.1.3.2 Webブラウザの使用環境に応じた設定を行う"を参照してください。
- Web-Based Admin Viewの管理サーバ、および監視ノードの動作環境については、"PRIMECLUSTER Web-Based Admin View 操作手引書" の "2.1 動作環境" を参照してください。
- Web-Based Admin Viewをクラスタシステムと分けて3層構成で運用する場合、Web-Based Admin Viewおよび各GUIパッケージをインストールするサーバのOSは、Solaris8 1/01以降または、Solaris9 でなければなりません。
- Web-Based Admin Viewでサポートされるクライアントでは、以下のようなカラーデプスの問題があります。
Sun のPGX32 PCI グラフィックカードが8 ビットカラーに設定されていると、Web-Based Admin ViewのGUI画面が正しく表示されない場合があります。Web-Based Admin ViewのGUI画面表示時に、パスワードフィールドおよびGUI の他のフィールドに青一色のブロックが表示される場合がこれに該当します。この場合は、以下のコマンドを使用してディスプレイのカラーデプスをチェックします。
$ xwininfo
ウィンドウのカラーデプスが出力パラメタDepth に表示されます。
Web-Based Admin ViewのGUI画面が正しく表示されず、カラーデプスが8 ビットの場合は、pgxconfig コマンドを使用してカラーデプスを24 ビットに設定できます ("8 &24" ビットではなく、"24" ビットのカラーデプス設定を使用します)。
# pgxconfig -i
pgxconfig コマンドの使用方法については、Sun のマニュアル "Sun PGX32 PCI Graphics Card Installation Guide" を参照してください。
Windows(R) でWeb-Based Admin ViewのGUI画面を表示するときは、16 ビットまたは32 ビットのカラーモードを使用する必要があります。24 ビットのカラーモードは、RMS グラフで必要なアルファコンポーネント (透明度) を正しくサポートしていません。24 ビットカラーを使用していると、RMS グラフが正しく表示されない場合があります。
24 ビットカラーモードで問題が発生するかどうかは、使用するグラフィックカードおよびビデオドライバによって左右されます。
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