PCI Hot Plug ユーザーズガイド I/Oデバイス編 |
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ここでは、PCIカードを冗長化せずに追加する場合の手順を示します。
マシン管理のハードウェア監視を停止するため、以下のコマンドを実行します。
# /usr/sbin/FJSVmadm/prephp <Return> |
# prtpicl -v > /tmp/prtpicl.pre <Return> |
PCIスロットの場所 |
スロットを特定する要素 |
Ap_Idの書式 |
PRIMEPOWER 900/1500/2500の筐体内 |
筐体番号:X |
・Solaris 9 OE までの場合 ・Solaris 10 OE の場合 |
PCI/ディスクBOX |
I/O筐体番号:X |
・Solaris 9 OE までの場合 ・Solaris 10 OE の場合 |
上記以外 |
物理スロット番号:ZZ |
・Solaris 9 OE までの場合 ・Solaris 10 OE の場合 |
# cfgadm | grep C0M01-PCI#slot02 <Return>
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# cfgadm -x led=fault,mode=blink pcipsy15:C0M01-PCI#slot02 <Return> |
# cfgadm pcipsy15:C0M01-PCI#slot02 <Return>
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Ap_Idに対してconfigure指定のcfgadm(1M)コマンドを実行するか、または、増設スロット位置のプッシュボタンを押して増設したPCIカードを組み込みます。
なお、プッシュボタンはマルチユーザモードの場合のみ有効です。
その後cfgadm(1M)コマンドによってスロット状態が"connected configured"になったことを確認します。
# cfgadm -c configure pcipsy15:C0M01-PCI#slot02 <Return>
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マシン管理のハードウェア構成情報更新とハードウェア監視の再起動のため、以下のコマンドを実行します。
# /usr/sbin/FJSVmadm/postphp <Return> |
増設したPCIカードとネットワーク機器をケーブルで接続します。
以下の操作により、ドライバの設定を追加します。
prtpicl(1M)コマンドの実行結果を保存し、2.a.で採取した情報との差分をとり、追加したPCIカードに対するドライバのインスタンス番号を求めます。
以下の例では、インスタンス番号が1となっていることから、追加したPCIカードのインタフェース名はhme1と判断することができます。
# prtpicl -v > /tmp/prtpicl.post <Return> |
特に増設したPCIカードが複数あり、インタフェース名とスロット位置の関係を特定することができない場合には、本手順を実施してください。
# /usr/sbin/FJSVmadm/inst2comp hme1 <Return> |
詳細は各ドライバのマニュアルを参照してください。
増設したPCIカードを使用する上位製品の設定を追加します。
詳細は各上位製品のマニュアルを参照してください。
以下の操作により、増設したPCIカードを使用する上位製品(サービス)を起動します。
以下の例は、上位にIPを使用した場合の例です。
さらにPCIカードを使用している上位のプログラムなどを起動する必要がある場合は、各上位プログラムのマニュアルを参照してください。
# ifconfig hme1 plumb <Return> |
冗長構成ソフトウェアを使用しない場合、Netcompo FNA-LANの全インタフェースの活性化し、Netcompo FNA-LANを使用している全ての上位アプリケーションの活性化を行う必要があります。
詳しくはNetcompo FNA-LANおよび上位アプリケーションのマニュアルを参照してください。
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