CPUパトロール診断ユーザーズガイド
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上へ第3章 コマンドリファレンス

3.1 ptlset

名前
   ptlset - 定義ファイルの設定

形式
   /opt/FJSVcpupd/sbin/ptlset [ -a status ][ -t time ]

機能説明
   定義ファイルの内容を設定します。
   [使用例1: OSブート時の自動実行を有効にする場合]
    # /opt/FJSVcpupd/sbin/ptlset -a on
    #

   [使用例2: 実行間隔を2時間にする場合]
    # /opt/FJSVcpupd/sbin/ptlset -t 120
    #

オプション
 -a status
   オペレーティングシステムブート時に自動的に起動するかどうかを設定します。
   statusには次のうちのひとつを指定します。

status

意味

on

自動実行設定有効

off

自動実行設定無効(デフォルト)

   本オプションを有効にした場合、次回からのブート時からCPUパトロール診断が自動的に起動されます。

 -t time
   CPUパトロール診断の実行間隔を time で指定された値[単位:分]に設定します。
   1〜1440 が指定可能です。(デフォルト: 10)
   実行間隔はオンライン状態のすべてのCPUに対して診断を行った後、再度同じ動作を繰り返すまで
   のインターバルとして使用されます。
   CPUパトロール診断実行中に本オプションを変更した場合、有効となるのは、すべてのオンライン
   CPUで診断が完了した後からとなります。

終了ステータス
   次に示す終了ステータスが返されます。
    0 正常終了
    >0 異常終了


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