Dynamic Reconfiguration ユーザーズガイド 2.5.1 |
目次
![]() ![]() |
第3章 DRユーザインタフェース | > 3.5 DRサービスコマンド |
drcコマンドによって、データベースが作成されます。これらのコマンドは、そのデータベースを管理するためのコマンドです。これらのコマンドを利用することにより、連携スクリプトは、各実行タイミングで情報の共有ができます。例えば、連携スクリプト内の各ポイントで、処理する内容をデータベースに逐次格納していくと、エラーが発生した場合のcanceladdあるいはcancelremove処理で、エラーの発生ポイントを判断できます。
データベースの各レコードは、連携スクリプトの識別子とname=valueという形式の文字列の組み合わせになっています。
このデータベースは、drcコマンドが呼び出されるたびに、初期化されてしまうため、このデータベースが常にデータを保持しているものとして使用することはできません。
また、複数のプロセスまたはスレッドが同時に同じデータベースをアクセスすることは(多重アクセス)許されていません。この場合、終了ステータスが5となり異常終了します。
目次
![]() ![]() |