Interstage Application Server インストールガイド −Windows(R)−

D.1 サイレントインストール手順

サイレントインストールを行う場合の手順について説明します。

1.サイレントインストール応答ファイルの作成

　サイレントインストールを行う場合、対話形式で入力する情報を定義した応答ファイルを作成する必要があります。応答ファイルを作成する場合、一度インストールを行い、そのインストール情報として応答ファイルが出力されます。
応答ファイルを作成する場合、以下のパラメタでインストーラを起動してください。

(CD-ROMドライブ)\ISTAGE\Disk1\setup.exe -r

上記を実行後、通常のインストール操作と同様にインストールを行ってください。

インストール後、Windowsフォルダ配下にsetup.issという応答ファイルが作成されます。

2.サイレントインストールの実行

“1.サイレントインストール応答ファイルの作成”で作成した応答ファイル（setup.iss）をサイレントインストールを行うマシン上の任意のフォルダに格納し、以下のパラメタでインストーラを起動し、サイレントインストールを行います。そのとき、インストール結果を保存するログファイルについても設定を行います。

例)応答ファイルをc:\tmp\setup.iss、ログファイルをc:\tmp\setup.logの場合

(CD-ROMドライブ)\ISTAGE\Disk1\setup.exe -s -f1c:\tmp\setup.iss -f2c:\tmp\setup.log

上記のコマンドは実行後、すぐ復帰しますが、インストール処理は実行されます。

3.インストール結果の確認

ログファイルを開き、[ResponseResult]セクションの“ResultCode”を参照してください。以下に復帰値の意味を記載します。

0 :インストール成功
-1:インストール失敗
-3:以下の理由によりインストールが失敗
- 指定されたポート番号がすでに使用済みである
- インストールディスクに十分な空き容量がない
- インストール先に前回のインストール資源が残存している。