1.5.2.2 注意事項

Interstage Application Server インストールガイド－Windows(R)－

1.5.2.2 注意事項

ポート番号の設定に関する注意事項

　機能を追加する場合、インストール時に使用されているポート番号を指定することができません。このため、削除予定の機能が使用している番号を、追加する機能が設定しようとする場合、削除予定の機能がポートを使用中のため、設定することができない場合があります。これは、削除予定の機能が起動中の場合、ポートを使用しているため、ポートが既に使用済みと判断されるからです。この場合、削除予定の機能のサービスの停止を行い、再度インストール処理を実施してください。

Interstageセットアップに関する注意事項

　Interstage統合コマンドまたはInterstage運用操作ツールを使用して、以下のコンポーネントをセットアップしている場合には、これらのコンポーネントのアンセットアップを行ってから、アンインストールを実行してください。

旧バージョンServletサービス(Tomcat 3.1ベースのServletサービス)
Webサーバ(InfoProvider Pro)

　また、以下のコンポーネントをInterstage統合コマンドまたはInterstage管理コンソール、Interstage運用操作ツールを使用してセットアップしており、これらのコンポーネントを上書きインストールでアンインストールする場合には、事前に、Interstage統合コマンドまたはInterstage管理コンソール、Interstage運用操作ツールを使用して、これらのコンポーネントのサービス削除を行ってからアンインストールを実行してください。

イベントサービス
Webサーバ（Interstage HTTP Server）
SOAPサービス (*)

(*)事前に、CORBA/SOAPクライアントゲートウェイをアンセットアップしてください。

なお、セットアップの詳細に関しては、“Interstage Application Server 運用ガイド”の“Interstage統合コマンドによる運用操作”、“Interstage管理コンソールによるInterstage運用”を参照してください。

また、以下のサービスにおいてIJServerを使用する場合、Interstageを再セットアップする必要があります。Interstageを再セットアップする場合は"Interstage Application Server 運用ガイド"を参照してください。

Servletサービス
Interstage EJBサービス

ポータル機能に関する注意事項

コンポーネントの追加、削除を行った場合は、以下の作業を行ってください。

Interstage HTTP Serverの環境定義ファイル(httpd.conf)に以下に示す定義情報が追加されます。コメントアウトされている場合は、先頭の"#"を削除して定義情報を有効にしてください。
　# LoadModule jk2_module "C:/Interstage/F3FMjs4/gateway/mod_jk2.dll"

コンポーネントの追加、削除でポータル機能を削除した場合は、以下の作業を行ってください。

Interstage管理コンソールから"PortalServer"のワークユニットを削除。
以下のフォルダを削除
[Interstageインストールフォルダ]\Portalworks
RDB内に作成したデータベースの削除を行ってください。
　Fujitsu Enabler
　　以下のコマンドにてデータストアを削除してください。
　　　[Interstageインストールフォルダ]\Enabler\Server\bin\omsdel -f PWSYS
　　　[Interstageインストールフォルダ]\Enabler\Server\bin\omsdel -f PWUSER
　Symfoware
　　OBJMツールを使用して削除してください。
　Oracle
　　Database Configuration Assistantなどのツールを使用して削除してください。

フレームワークに関する注意事項

コンポーネントの追加、削除の上書きインストールを実行してフレームワークを削除する場合は、事前に以下の作業を実施してください。

フレームワークを使用したアプリケーションがワークユニットに配備されている場合、配備解除してください。
ワークユニットの環境設定において、クラスパスにフレームワークのJARファイルを指定している場合は、クラスパスの設定から削除してください。