MQ連携サービス 説明書 - for Microsoft(R) Windows(R) - |
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第8章 クラスタサービス機能(SafeCLUSTER編) | > 8.2 環境設定 | > 8.2.4 クラスタシステムの環境を作成する |
SafeCLUSTER上で動作するMQ連携サービスでは、状態遷移プロシジャを利用して、MQDBRIDGEサービスの起動や停止を行います。状態遷移プロシジャとは、クラスタ制御からの状態遷移指示を受け取り、リソースの活性化や非活性化を制御(アプリケーションの起動や停止など)するものです。状態遷移プロシジャの詳細に関しては、“SafeCLUSTER 導入運用手引書”を参照してください。
状態遷移プロシジャの登録方法について、以下の順に説明しています。
MQ連携サービスは状態遷移プロシジャファイルのひな型を提供します。MQDBRIDGEサービス用のひな型は以下のファイルで提供しています。
[MQ連携サービスインストール先フォルダ]\samples\SVC.MQDBRIDGE_INTERSTAGE.bat
状態遷移プロシジャファイルのひな型は、以下の内容に設定しています。
上記以外の設定を行う場合は、ひな型の修正が必要です。
状態遷移プロシジャをクラスタが構成するサービスに登録してください。設定方法を以下に説明します。
1)リソース情報を設定する
状態遷移プロシジャのリソース情報を設定する場合、“プロセスの再起動"を“0"に、“プロセスの再起動間隔"を“0"に、“プロセスの再起動間隔の初期化"を“しない"に設定してください。
2)状態遷移プロシジャ情報を設定する
“状態遷移プロシジャ情報の設定"では“参照作成(ファイル指定)"を選び、複写および修正を行った状態遷移プロシジャを指定してください。
3)状態遷移指示タイミングを設定する
状態遷移指示タイミングは以下に示すタイミングで呼ばれるように設定してください。
START_RUN : AFTER, CUTOFF/BUILDIN
START_WAIT : AFTER
STOP_RUN : BEFORE
STOP_WAIT : BEFORE
FAIL_RUN : BEFORE
FAIL_WAIT : BEFORE
4)状態遷移プロシジャをクラスタサービスにリソース登録する
登録した状態遷移プロシジャをクラスタサービスにリソース登録します。“アプリケーションの起動優先度"については、MQDまたはイベントチャネルよりも後に呼び出されるように登録してください。
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