Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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第11部 保守編> 第27章 バックアップコマンド

27.24 obfbkup

名前

 obfbkup − インタフェースリポジトリのデータベースのバックアップ

形式

 obfbkup backupdir [-M system]

機能説明

 obfbkupコマンドは、インタフェースリポジトリのデータベースのバックアップを行うコマンドです。バックアップするファイルを以下に示します。

(インストールパスはデフォルト)

 C:\Interstage\td\var\IRDB\irobf.qfl
 C:\Interstage\td\var\IRDB\irobf.qfp
 C:\Interstage\td\var\IRDB\irobftran
 (isinitコマンドでセットアップした場合。odadmin_exコマンドでセットアップした場合は"C:\Interstage\ODWIN\IRDB"に格納。)

(インストールパスはデフォルト)

 /opt/FSUNtd/var/IRDB/irobf.qfl
 /opt/FSUNtd/var/IRDB/irobf.qfp
 /opt/FSUNtd/var/IRDB/irobftran
 (isinitコマンドでセットアップした場合。odadminコマンドでセットアップした場合は"/opt/FSUNod/IRDB"に格納。)

 /opt/FJSVtd/var/IRDB/irobf.qfl
 /opt/FJSVtd/var/IRDB/irobf.qfp
 /opt/FJSVtd/var/IRDB/irobftran
 (isinitコマンドでセットアップした場合。odadminコマンドでセットアップした場合は"/opt/FJSVod/IRDB"に格納。)

 バックアップしたファイルを復元する場合は、obfrestoreコマンドを使用します。

 なお、本コマンドはデータベース管理者の権限で実行する必要があります。

 以下に、obfbkupコマンドのオプションと引数を説明します。

backupdir

 バックアップディレクトリ

-M system

 拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名systemを指定します。本オプションを省略すると、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
 本オプションは、以下の製品で指定可能です。
 − Interstage Application Server Enterprise Edition

メッセージ

 起動時に表示されるメッセージと意味を以下に示します。

Illegal command line.
 コマンドのパラメタ指定が間違っています。正しいパラメタを指定してください。

No exist database file.
 インタフェースリポジトリのデータベースファイルが存在しません。

Can not execute command.
 コマンドの実行に失敗しました。

Can not execute command. -- Database Broken --
 コマンドの実行に失敗しました。データベースが壊れている可能性があります

Disk full.
 ディスクに十分な空き領域がありません。ディスクの空き領域を確保してください。


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