Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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第11部 保守編> 第27章 バックアップコマンド

27.19 issoaprestore

名前

 issoaprestore − Interstage SOAPサービスの資源のリストア・移入

形式


 issoaprestore [-a drive] -d Directory


 issoaprestore [ -M systemname ] [-a] -d Directory


 issoaprestore [-a] -d Directory

機能説明

 issoaprestoreコマンドは、Directoryが示すディレクトリからInterstage SOAPサービスの資源をInterstage SOAPサービスの運用環境へリストアします。
 Interstage SOAPサービスの資源が存在する場合は上書きします。
 Interstage SOAPサービスの資源とは、事前にissoapbackupコマンドでバックアップしたファイルおよびディレクトリです。

-d Directory

 Interstage SOAPサービスの資源をバックアップしたディレクトリ名をフルパス名で指定します。

-a drive

 issoapbackupコマンドのpath1 path2 ...でバックアップしたInterstage SOAPサービスの資源を、drive下にリストアします。
 本オプションは、issoapbackupコマンドのpath1 path2 ...でバックアップしたInterstage SOAPサービスの資源がある場合に指定します。
 本オプションを省略した場合は、issoapbackupコマンドの省略値でバックアップされるInterstage SOAPサービスの環境設定ファイルだけをInterstage SOAPサービスの運用環境へリストアします。

-M systemname

 資源をリストアするシステム名を指定します。
 本オプションを省略した場合は、環境変数IS_SYSTEMに設定されたシステム名のシステムへInterstage SOAPサービスの資源をリストアします。
 以下のような場合、デフォルトシステムへInterstage SOAPサービスの資源をリストアします。

-a

 issoapbackupコマンドのpath1 path2 ...でバックアップしたInterstage SOAPサービスの資源を、バックアップしたときと同じパス名でリストアします。
 本オプションは、issoapbackupコマンドのpath1 path2 ...でバックアップしたInterstage SOAPサービスの資源がある場合に指定します。
 本オプションを省略した場合は、issoapbackupコマンドの省略値でバックアップされるInterstage SOAPサービスの環境設定ファイルだけをInterstage SOAPサービスの運用環境へリストアします。

メッセージ

 コマンドの実行結果は、コマンドを実行した画面に出力されます。メッセージの内容については、“メッセージ集”を参照してください。

注意事項

使用例

D:\backupが、“issoapbackup -d D:\backup C:\class D:\app”でバックアップした資源である場合、バックアップされたC:\classおよびD:\appは、それぞれD:\classおよびD:\appとしてリストアされます。

 issoaprestore -a D -d D:\backup

/backupが、“issoapbackup -d /backup /export/class /export/app”でバックアップした資源である場合、それぞれ/export/classおよび/export/appにリストアします。

 issoaprestore -a -d /backup


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