Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編) |
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第4部 Webサーバ運用編 | > 第18章 Interstage HTTP Server運用コマンド |
ihsrlog − ログのローテーション
ihsrlog -s logfile size count [-c]
ihsrlog -d logfile time count [-c]
本コマンドは、アクセスログまたはエラーログとして出力されるログファイルを、ファイルサイズまたは日数単位にローテーションを行うコマンドです。
環境定義ファイル(httpd.conf)内のErrorLogディレクティブ、CustomLogディレクティブ、およびTransferLogディレクティブのパラメタ指定時に使用します。
以下に、本コマンドのオプションとパラメタを示します。
ファイルサイズ単位でローテーションを行います。
日数単位でローテーションを行います。
ログファイルを格納するディレクトリ、およびファイル名プレフィクスを指定します。
出力されるファイル名の形式は、以下のようになります。
1ファイル当たりの最大ログファイルサイズを、Mバイト単位で指定します(-sオプション指定時のみ有効)。1から2047までを指定することができます。
ulimitコマンド(ボーンシェル系)またはlimitコマンド(Cシェル系)で設定されたファイルサイズが本設定値よりも小さい場合は、ulimitコマンドまたはlimitコマンドで設定されたファイルサイズが最大ログファイルサイズとなります。なお、コマンドの詳細については、各OSのドキュメントを参照してください。
ローテーション間隔を日数で指定します(-dオプション指定時のみ有効)。1から365までを指定することができます。
作成中のログファイルのファイルサイズが以下の上限値を超えた場合にもログファイルを作成します。
なお、指定した日数ではなく、ファイルサイズの上限値を超えてログファイルを作成した場合は、1つ前のログファイル(日数を超えて作成したログファイル)の作成日からの日数により次のファイルを作成することになります。
ファイル数の上限値を指定します。0から999までを指定することができます。
ファイル数が上限値に達した場合は、以下の条件により最も古いログファイルを削除して新しいログファイルを作成します。
0、または1が指定された場合は、logfileパラメタで指定された1つのファイルでローテーションを行います。
本コマンドの以下の処理について、V6.0.1以前と同じ形式でログファイルを出力します。
環境定義ファイル(httpd.conf)において、アクセスログファイル(1Mバイト単位、ファイル数の上限値5)を、ファイル“C:\Interstage\F3FMihs\logs\accesslog”に出力する設定を行う場合(インストールパスはデフォルト)
CustomLog "|ihsrlog -s logs/accesslog 1 5" common |
上記を、V6.0.1以前と同じ形式で設定する場合
CustomLog "|ihsrlog -s logs/accesslog 1 5 -c" common |
環境定義ファイル(httpd.conf)において、アクセスログファイル(1日単位、ファイル数の上限値5)を、ファイル“C:\Interstage\F3FMihs\logs\accesslog”に出力する設定を行う場合(インストールパスはデフォルト)
CustomLog "|ihsrlog -d logs/accesslog 1 5" common |
上記を、V6.0.1以前と同じ形式で設定する場合
CustomLog "|ihsrlog -d logs/accesslog 1 5 -c" common |
環境定義ファイル(httpd.conf)において、アクセスログファイル(1Mバイト単位、ファイル数の上限値5)を、ファイル“/var/opt/FJSVihs/logs/accesslog”に出力する設定を行う場合(インストールパスはデフォルト)
CustomLog "|/opt/FJSVihs/bin/ihsrlog -s /var/opt/FJSVihs/logs/accesslog 1 5" common |
上記を、V6.0.1以前と同じ形式で設定する場合
CustomLog "|/opt/FJSVihs/bin/ihsrlog -s /var/opt/FJSVihs/logs/accesslog 1 5 -c" common |
環境定義ファイル(httpd.conf)において、アクセスログファイル(1日単位、ファイル数の上限値5)を、ファイル“/var/opt/FJSVihs/logs/accesslog”に出力する設定を行う場合(インストールパスはデフォルト)
CustomLog "|/opt/FJSVihs/bin/ihsrlog -d /var/opt/FJSVihs/logs/accesslog 1 5" common |
上記を、V6.0.1以前と同じ形式で設定する場合
CustomLog "|/opt/FJSVihs/bin/ihsrlog -d /var/opt/FJSVihs/logs/accesslog 1 5 -c" common |
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