Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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12.2 ijsdeployment
名前
ijsdeployment - J2EEアプリケーションの配備
形式
ijsdeployment -n name -f filepath [-r]
機能説明
ijsdeploymentコマンドは、IJServerのワークユニットに対してJ2EEアプリケーションの配備を行います。
以下に、ijsdeploymentコマンドのオプションおよび引数を説明します。
-n name
配備対象となるIJServerのワークユニット名を指定します。
-f filepath
配備対象ファイルを絶対パス、または相対パスで指定します。
配備できるファイルを次に示します。
- earファイル
- warファイル
- EJB-JARファイル
- rarファイル
-r
アプリケーションが既に配備されていて、上書きで配備する場合に指定します。
戻り値
0 = 正常終了
上記以外 = エラーが発生し処理を中断
注意事項
- 本コマンドを使用する場合は、コマンドを実行するマシンにInterstage JMXサービスがインストールされ、起動されている必要があります。
- 本コマンドを実行する場合、事前に配備対象となるIJServerのワークユニットがコマンドを実行するマシン上に作成されている必要があります。配備対象となるIJServerのワークユニットはInterstage管理コンソールを使用して作成します。
- 本コマンドを実行する前に対象となるIJServerのワークユニットが停止している必要があります。
- 本コマンドで配備対象となるIJServerのワークユニットは、Interstage管理コンソールで作成したIJServerのワークユニットのみです。
- 本コマンドは、Interstageが起動されているか全強制停止モード以外で停止されている場合に実行できます。
- 配備処理で使用されるJavaVMは、Interstage JMXサービスが使用するJavaVMになります。
- このコマンドによる操作は、Interstage管理コンソールの実行基盤となっているInterstage JMXサービスで処理されます。下記のような場合は、Interstage JMXサービスのカスタマイズを行ってください。Interstage JMXサービスの環境設定については、"Interstage運用ガイド"の"Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ"を参照してください。
- メモリ不足が発生した場合
“Interstage JMXサービスのjavaプロセスに指定するオプション情報"をカスタマイズしてください。
- Interstage JMXサービスの通信のタイムアウトが発生した場合
“Interstage JMXサービスの通信のタイムアウト時間"をカスタマイズしてください。

- 本コマンドは、管理者権限を所有するユーザだけが実行可能です。
使用例

IJServerのワークユニット名がIJServer001、ファイルパスが「C:\temp\sample.ear」の操作例を以下に示します。
ijsdeployment -n IJServer001 -f C:\temp\sample.ear |


IJServerのワークユニット名がIJServer001、ファイルパスが「/usr/tmp/sample.ear」の操作例を以下に示します。
ijsdeployment -n IJServer001 -f /usr/tmp/sample.ear |
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