Interstage Application Server シングル・サインオン運用ガイド
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第2章 機能> 2.2 認可

2.2.4 アクセス制御情報の更新

 業務サーバは、SSOリポジトリから取り出したアクセス制御情報を保持することで、リポジトリサーバの負荷軽減と業務サーバの高速化を実現します。
 SSOリポジトリに登録しているアクセス制御情報を変更した場合は、業務サーバが保持している情報を更新する必要があります。そのためには、以下の方法があります。

  1. Interstage管理コンソールを使用して更新する
    Interstage管理コンソールを使用して、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [業務システム名] > [アクセス制御情報の更新]タブの[更新]ボタンをクリックしてアクセス制御情報を更新します。業務サーバが起動されている時でも行うことができます。
  2. 業務サーバ起動時に自動的に更新する
    環境設定により、業務サーバ起動時に自動的に更新することもできます。環境設定の確認/変更は、Interstage管理コンソールを使用して、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [業務システム名] > [環境設定]タブの[詳細設定[表示]]をクリックし、[アクセス制御情報]の[アクセス制御情報の更新]で行います。この項目を“業務サーバの起動時に行う”に設定している場合は、起動時の更新を行います。

 アクセス制御情報の更新時に業務サーバがアクセスするリポジトリサーバは、業務システム構築ファイル作成時に[リポジトリサーバのURL]で指定したものになります。業務システム構築ファイルについては、“業務システム構築ファイルのダウンロード”を参照してください。
 業務サーバ構築後にリポジトリサーバのURLを確認/変更するには、Interstage管理コンソールを使用して、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [業務システム名] > [環境設定]タブの[詳細設定[表示]]をクリックし、[認証基盤の情報]の[リポジトリサーバのURL]で行います。

 アクセス制御情報の更新については、“ロール定義の変更、追加”、および“保護リソースの変更”を参照してください。


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