Interstage Application Server UDDIサービス ユーザーズガイド
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第3部 UDDIレジストリサービス編> 第7章 UDDIレジストリサービスの環境構築> 7.4 Servletの環境構築

7.4.1 IJServerワークユニットの環境設定

IJServerワークユニットの環境設定の手順は以下のようになります。

  1. Interstage管理コンソールを起動してログインし、左フレームで[システム] > [ワークユニット]を指定します。次に右フレームで[新規作成]タブを選択し、ワークユニット名(例:uddi)を入力して[作成]ボタンを押下します。
     ⇒ IJServerワークユニットが作成されます。

  2. [状態]タブを選択して表示されたワークユニット一覧から、1.で作成したワークユニットのワークユニット名をクリックします。
     ⇒ 作成したワークユニットの操作画面が表示されます。

  3. [環境設定]タブを選択して表示された設定一覧から、[ワークユニット設定]を表示します。表示された設定項目のうち、[クラスパス]項目を設定します。設定内容につきましては、『UDDIレジストリサービスの環境変数』をご覧ください。
    設定後、[更新]ボタンを押下します。

    利用するJava実行環境が、JDK 1.3の場合とJDK 1.4の場合では[クラスパス]項目に設定する内容が異なります。利用するJavaバージョンに合わせて設定してください。

  4. [配備]タブを選択して配備画面を表示します。[配備ファイル]にUDDIレジストリサービスのWARファイル(uddi.war)を指定し、[起動指定]のチェックを外します。(*1)
    設定後、[配備]ボタンを押下します。

  5. [JDK 1.3の場合のみ]
    SSL通信用のJARファイルをIJServerディレクトリ配下のextディレクトリへコピーします。(*2)

上記操作で、IJServerワークユニット"uddi"上に、Webアプリケーション名"/uddi"のWebアプリケーションの実行環境が構築されます。

*1)UDDIレジストリサービスのWARファイル(uddi.war)は以下のところにあります。


 C:\Interstage\F3FMuddis\lib

 /opt/FJSVuddis/lib

*2)コピーするJARファイルおよびコピー先ディレクトリを以下に示します。OSのコピーコマンドなどを利用してコピーしてください。
詳細につきましては、『J2EE ユーザーズガイド』の『J2EEアプリケーションの設計』−『J2EEアプリケーションが運用される環境(IJServer)』−『IJServerのファイル構成』をご覧ください。

コピーするJARファイル

コピー先ディレクトリ

C:\Interstage\J2EE\lib\jcert.jar
C:\Interstage\J2EE\lib\jnet.jar
C:\Interstage\J2EE\lib\jsse.jar

C:\Interstage\J2EE\var\deployment\ijserver\(ワークユニット名)\ext

コピーするJARファイル

コピー先ディレクトリ

/opt/FJSVj2ee/lib/jcert.jar
/opt/FJSVj2ee/lib/jnet.jar
/opt/FJSVj2ee/lib/jsse.jar

/opt/FJSVj2ee/var/deployment/ijserver/(ワークユニット名)/ext


UDDIレジストリサービスを複数のワークユニットで動作させることはできません。ワークユニットの運用パターンとしては、UDDIレジストリサービスを1つのワークユニットで動作させるようにしてください。


以下に[クラスパス]項目の設定例を示します。

C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\lib\isssomod.jar
C:\Interstage\F3FMuddis\lib\uddisv13.jar
C:\Interstage\ID\Dir\sdk\JAVA\lib\ldapbp.jar


以下に[クラスパス]項目の設定例を示します。

/opt/FJSVssoaz/lib/isssomod.jar
/opt/FJSVidsdk/JAVA/lib/ldapbp.jar
/opt/FJSVuddis/lib/uddisv13.jar

7.4.1.1 UDDIレジストリサービスの環境変数

Interstage UDDIレジストリサービスはServletサービス上でWebアプリケーションとして動作するため、環境変の設定は、ワークユニットの環境設定で行います。
環境変数の設定内容は以下のとおりです。

環境変数

内容

CLASSPATH

以下のJARファイルを指定します。

[JDK1.3の場合]

  • シングル・サインオン
     C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\lib\isssomod.jar
  • InfoDirectory SDK
     C:\Interstage\ID\Dir\sdk\JAVA\lib\ldapbp.jar
  • UDDIレジストリサービス
     C:\Interstage\F3FMuddis\lib\uddisv13.jar

[JDK1.4の場合]

  • シングル・サインオン
     C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\lib\isssomod14.jar
  • InfoDirectory SDK
     C:\Interstage\ID\Dir\sdk\JAVA\lib\ldapbp.jar
  • UDDIレジストリサービス
     C:\Interstage\F3FMuddis\lib\uddisv14.jar

環境変数

内容

CLASSPATH

以下のJARファイルを指定します。

[JDK1.3の場合]

  • シングル・サインオン
     /opt/FJSVssoaz/lib/isssomod.jar
  • InfoDirectory SDK
     /opt/FJSVidsdk/JAVA/lib/ldapbp.jar
  • UDDIレジストリサービス
     /opt/FJSVuddis/lib/uddisv13.jar

[JDK1.4の場合]

  • シングル・サインオン
     /opt/FJSVssoaz/lib/isssomod14.jar
  • InfoDirectory SDK
     /opt/FJSVidsdk/JAVA/lib/ldapbp.jar
  • UDDIレジストリサービス
     /opt/FJSVuddis/lib/uddisv14.jar

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