| Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX共通 - |
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| 第14章 ジョブの終了コード |
ジョブの終了コードのうち、201〜256までの値はジョブスケジューラで設定されています。ジョブスケジューラが返すジョブの終了コードとその意味を以下に示します。

201〜256以外の終了コード、および201〜256内でも未使用の終了コードはOperation Managerが設定した値ではなく、ジョブ自身、すなわちジョブのコマンド欄に登録したコマンド、バッチファイル、シェルスクリプトなどが出力した値です。コマンド、バッチファイル、シェルスクリプトなど、ジョブ自身を調査してください。また、ジョブとして登録したコマンド、バッチファイル、シェルスクリプトなどの終了コードが201〜256とならないように考慮してください。
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終了コード |
意 味 |
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201〜231 |
ジョブがシグナルで終了しました。終了コードは、“200+シグナル番号”です。ただし、終了コード201、213、218、224、226および227はジョブスケジューラに無視されます。 |
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232〜237 |
(現在未使用ですが、ジョブスケジューラに予約されています。) |
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238 |
ジョブネット管理者の権限設定(initgroupsシステムコール)が失敗しました。 |
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239 |
ジョブを実行中にジョブスケジューラデーモンが停止しました。(注1) |
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240〜242 |
(現在未使用ですが、ジョブスケジューラに予約されています。) |
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243 |
ジョブ実行制御属性またはPowerAIM属性のジョブの実行に失敗しました。 |
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244〜249 |
(現在未使用ですが、ジョブスケジューラに予約されています。) |
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250 |
ジョブネット管理者の情報取得(getpwnamシステムコール)が失敗しました。なお、旧バージョン互換(旧・標準)属性以外の時に、指定されたジョブが存在しなかった場合があります。(注2) |
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251 |
ジョブネット管理者の権限設定(setgidシステムコール)が失敗しました。 |
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252 |
ジョブネット管理者の権限設定(setuidシステムコール)が失敗しました。 |
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253 |
ジョブに指定されたディレクトリへの移動(chdirシステムコール)が失敗しました。 |
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254 |
ジョブの起動(execvpシステムコール)が失敗しました。 |
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255 |
ジョブの起動(forkシステムコール)が失敗しました。 |
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256 |
ジョブが強制終了されました。 |
注1) ジョブの実行中にバックアップを行い、その情報をリストアした場
合、実行中だったジョブは終了コード239の異常終了となります。
注2) 旧バージョン互換(旧・標準)属性以外の時にジョブが存在しなかった
場合は、ジョブの前回履歴シートにエラーメッセージが出力されます。
注3) 実際の終了コードが 256以上の場合は、ジョブの履歴表示ウィンドウ
で以下のように表示されます。
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・・・ended code=255.(実際の終了コード) |
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