Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX共通 - |
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第10章 API情報 | > 10.2 ジョブスケジューラAPI |
ジョブネット操作(起動パラメタ指定)API/EE(Mp_JobschControlParamEx)について説明します。
#include "jobschapiex.h" |
本APIは、Systemwalker Operation Manager EEで、jobschcontrolコマンドをC言語インタフェースから利用するためのインタフェースです。本APIを利用すると、起動対象のジョブネットの各ジョブにパラメタを渡すことができます。
ジョブ実行属性のジョブネットのみ利用できます。
操作するジョブネットの存在するプロジェクト名を指定します。なお、API実行ユーザの利用できるプロジェクトのプロジェクト名のみ指定できます。
API実行ユーザの利用できるプロジェクトのうちジョブネットが登録されているプロジェクトが1つしかない場合に限り省略できます。省略する場合はNULLを指定します。
操作するジョブネット名を指定します。省略することはできません。
起動するパラメタを200バイト以内の文字列で指定します。
ただし、起動/再起動以外の操作の場合、指定された値は無視されます。
ジョブネットの操作方法を指定します。
actionで3(rerun)を選択した場合のオプションを指定します。
(異常終了したジョブを飛ばして、次のジョブから起動します。)
強制終了したジョブについても、異常終了したジョブと同様に扱います。
操作対象とするサブシステム番号を0から9の範囲の番号で指定します。
復帰値 |
意 味 |
0 |
正常終了しました。 |
4 |
ジョブネットが操作できない状態です。 |
8 |
ジョブスケジューラデーモンが動作していません。 |
12 |
パラメタの指定に誤りがあります。または、ユーザの権限に誤りがあります。 |
16 |
致命的なエラーが発生しました。 |
ジョブネット操作APIを使用するには、以下のファイルが必要となります。
ジョブネット操作APIはLIBに格納されており、ジョブネット操作APIで使用する定数および構造体はINCLUDEファイルに宣言されています。
これらのファイルは以下のディレクトリに格納されています。
ジョブネット操作API/EEのプログラム例を以下に示します。
#include <stdio.h> #include "jobschapiex.h" main () { int ret; ret = Mp_JobschControlParamEx ("user1", /* project name */ "net1", /* jobnet name */ "param1", /* parameter */ 1, /* action : start */ 0, /* rerun opt : none */ 1); /* sub system number */ if (ret == 0) { printf ("jobnet(net1) was normally controlled.\n"); } else{ printf ("ERROR: return code = %d\n", ret); exit(1); } exit(0); }
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