Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX共通 -

6.6 mpsetusermodeコマンド

■記述形式

mpsetusermode -s {on|off}

■機能説明

拡張ユーザ管理機能を有効/無効にします。

■オプション

◆-s on

拡張ユーザ管理機能を有効とするときに指定します。

◆-s off

拡張ユーザ管理機能を無効とするときに指定します。インストール直後は、offの状態になっています。

■復帰値

0:　　　　正常終了
0以外:　異常終了

■参照

mpusermode, mpadduser, mpdeluser, mpmoduser, mpsetpasswd, mpusers

■コマンド格納場所

Solaris版 HP版 AIX版 Linux版 Linux for Itanium版

Systemwalkerインストール先ディレクトリ/FJSVfwseo/bin

■実行に必要な権限

システム管理者(スーパ・ユーザ)の権限が必要です。

■注意事項

• Systemwalker Operation Managerのデーモンの動作中に、拡張ユーザ管理機能の有効/無効を変更することはできません。Systemwalker Operation Managerのデーモンを停止してから実行してください。
• OSユーザでプロジェクトを作成した後に、拡張ユーザ管理機能を有効とした場合、作成済のプロジェクトに対しては、管理者のみ更新権が設定された状態となります。必要に応じてプロジェクトにアクセス権を設定してください。所有者情報はそのまま引き継がれます。
• Operation Managerユーザでプロジェクトを作成した後に、拡張ユーザ管理機能を無効とした場合、作成済のプロジェクトに対しては、システム管理者(スーパ・ユーザ)およびプロジェクトの所有者のみプロジェクトに対して更新権をもった状態となります。必要に応じてプロジェクトにアクセス権を設定してください。所有者情報はそのまま引き継がれます。

■記述例

拡張ユーザ管理機能を有効とします。

mpsetusermode -s on

拡張ユーザ管理機能を無効とします。

mpsetusermode -s off

■実行結果/出力形式

正常終了:	なし
異常終了:	エラーが発生した旨のメッセージが表示されます。