Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX共通 -
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第2章 ジョブスケジューラコマンド> 2.2 一般ユーザ向けコマンド

2.2.8 jobschmsgeventコマンド

■記述形式

jobschmsgevent メッセージ事象名[:プロジェクト名[/ジョブネット名]
[メッセージテキスト]] [-h ホスト名] [-t:種別]
[-sys {all | サブシステム番号}] (注)

注)“[-sys { all | サブシステム番号}]”はSystemwalker Operation Manager EEのオペランドです。

■機能説明

メッセージ事象を発生させます。

本コマンドで発生させたメッセージ事象は、プロジェクト名を省略した場合、すべてのプロジェクトのすべてのジョブネットに対して有効となります。

■オペランド

◆メッセージ事象名

発生させるメッセージ事象名を指定します。

◆プロジェクト名

発生させるメッセージ事象名が登録されているジョブネットが所属するプロジェクト名を指定します。

◆ジョブネット名

特定のジョブネットに対してのみメッセージ事象を発生させる場合に、対象となるジョブネットを指定します。

◆メッセージテキスト

任意の文字列を指定します。

◆-h ホスト名

メッセージ事象を発生させるホスト名を指定します。ホスト名は64バイト以内の英数字で指定します。

◆-t:種別

メッセージの種類(severity)を指定します。省略値は“-t:INFO”になります。DS版の場合、以下のいずれか一つを指定します。DS版以外の指定は無視されます。

INFO

メッセージを情報メッセージとして出力します。

WARN

メッセージを警告メッセージとして出力します。

ERROR

メッセージをエラーメッセージとして出力します。

[EE]
◆-sys { all | サブシステム番号}

複数サブシステム運用をしているシステムで、操作対象のサブシステムを指定するためのオペランドです。このオペランドを省略した場合、サブシステム番号0が操作対象となります。

ただし、サブシステム運用しているジョブスケジューラのジョブとして起動された場合は、起動元のサブシステム番号が仮定されます。

all

すべてのサブシステムを操作対象とします。

サブシステム番

操作対象とするサブシステム番号を、0から9の範囲で指定します。

■注意事項


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