Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX共通 -
目次 索引 前ページ次ページ

第1章 共通コマンド

1.7 mpbko バックアップコマンド

■記述形式

mpbko -b Directory [-d] [-SN]

■機能説明

Systemwalker Operation Managerサーバ上の各機能の資産を、指定したバックアップ先ディレクトリにバックアップします。

■オプション

◆-b Directory

バックアップ先のディレクトリ名をフルパスで指定します。指定したディレクトリが存在しない場合は、自動的に作成されます。バックアップ先のディレクトリ名は、半角英数字で指定し、空白を含むことはできません。

◆-d

確認メッセージを一切出力せずに、資産をバックアップする場合に指定します。

本オプションを指定する場合は、バックアップ先ディレクトリを空にしておく必要があります。バックアップ先ディレクトリにファイルが存在していた場合、コマンドはエラー終了します。

◆-SN

Systemwalker Operation Managerのデーモンを停止せずにバックアップするときに指定します。

■復帰値

0:

正常終了

1:

異常終了

その他:

警告レベルのエラー(処理は継続されます)

■参照

mprso

■コマンド格納場所

/opt/systemwalker/bin

■注意事項

■記述例

バックアップ先ディレクトリを“/backup”にして、バックアップするときの指定例を以下に示します。

/opt/systemwalker/bin/mpbko -b /backup


ジョブとして登録する

mpbkoコマンドをジョブとしてスケジュールすることができます。ジョブとして登録する場合は、必ずコマンドに-SNオプションを指定し、バックアップ時にデーモンが停止しないようにしてください。

目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 1995-2005