Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX共通 -

1.2 poperationmgr デーモン停止コマンド

■記述形式

poperationmgr [-s|-a]

■機能説明

Systemwalker Operation Managerに含まれるコンポーネントのデーモンを停止します。

■オプション

◆-s

Systemwalker Operation ManagerとSystemwalker Centric Managerが同じマシンにインストールされている場合に、ACLマネージャのデーモンも停止したい時に指定します。本オプションを省略した場合は、ACLマネージャのデーモンは停止されません。

Systemwalker Centric Managerがインストールされていない場合は、本オプションの指定に関係なくACLマネージャのデーモンを停止します。

-aオプションとの併用はできません。

◆-a

Systemwalker Operation ManagerとSystemwalker Centric Managerが共存する環境で、両方のデーモンを同時に停止したいときに指定します。本オプションを省略した場合は、セキュリティデーモン以外のSystemwalker Operation Managerのデーモンのみ停止します。

Systemwalker Centric Managerがインストールされていない場合は、本オペランドの指定に関係なくSystemwalker Operation Managerのデーモンを停止します。

-sオプションとの併用はできません。

■コマンド格納場所

/opt/systemwalker/bin

■注意事項

• 本コマンドはフルパスで使用します。
• 本コマンドは、システム管理者(スーパ・ユーザ)が使用するコマンドです。
• デーモンを停止する場合は、実行中のジョブネットがないことを確認してください。
• Systemwalker Operation ManagerとSystemwalker Centric Managerが混在するシステムでは、-sオプションを指定してACLマネージャデーモンを停止している間、以下のSystemwalker Centric Managerの機能は使用できません。
  • GUIによる操作
  • 資源配付

  また、ACLマネージャを停止した場合、Systemwalker Centric ManagerとSystemwalker Operation Managerの両製品の共通機能であるACLマネージャのデーモンプロセス(MpFwsec)も停止します。このため、Systemwalker Centric Managerのプロセス監視機能が以下のイベントを出力しますが問題ありません。対処は不要です。

  [メッセージ]

  Systemwalker Centric Manager のプロセス(MpFwsec)が正常に動作しているか確認してください。

• デーモン停止中にエラーが発生した場合は、エラーに対処してから再度poperationmgrコマンドを実行してデーモンを停止してください。