Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 -
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第19章 ジョブの終了コード

19.1 ジョブスケジューラの終了コード

ジョブの終了コードのうち、201〜256までの値はジョブスケジューラで設定されています。ジョブスケジューラが返すジョブの終了コーとその意味を以下に示します。

201〜256以外の終了コード、および201〜256内でも未使用の終了コードはOperation Managerが設定した値ではなく、ジョブ自身、すなわちジョブのコマンド欄に登録したコマンド、バッチファイル、シェルスクリプトなどが出力した値です。コマンド、バッチファイル、シェルスクリプトなど、ジョブ自身を調査してください。

また、ジョブとして登録したコマンド、バッチファイル、シェルスクリプトなどの終了コードが201〜256とならないように考慮してください。

■ジョブスケジューラが設定するジョブの終了コードとその意味

終了コード

意 味

201〜238
239
240〜242
243
244〜249
250
251〜252
253
254
255
256

未使用(ジョブスケジューラで予約)。
ジョブを実行中にジョブスケジューラサービスが停止しました。(注1)
未使用(ジョブスケジューラで予約)。
(ジョブ実行制御に依頼した)ジョブの実行に失敗しました。
未使用(ジョブスケジューラで予約)。
指定されたジョブが存在しません。
未使用(ジョブスケジューラで予約)。
指定されたディレクトリへの移動に失敗しました。
未使用(ジョブスケジューラで予約)。
ジョブの終了コードが 256以上です。(注2)
ジョブが強制終了されました。

注1)  ジョブの実行中にバックアップを行い、その情報をリストアした場
   合、実行中だったジョブは終了コード239の異常終了となります。
注2)  実際の終了コードが 256以上の場合は、ジョブの履歴表示ウィンド
    ウで以下のように表示されます。

……ended code=255.(実際の終了コード)


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