Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
目次 索引 前ページ次ページ

第3章 監視する> 3.10 セキュリティ監視を行う

3.10.2 セキュリティ監視の設定(Windows(R))

セキュリティ監視を行うために、以下に示す環境および設定を確認してください。

■WWWサーバのセキュリティ監視を使用する場合の環境設定

監視対象とするWWWサーバのポート番号の初期値は80です。このため、ポート番号が80以外で運用しているWWWサーバを監視する場合、以下のインターネットサーバ管理の環境設定ファイルで、監視対象とするWWWサーバのポート番号(HTTPPORT)の値を変更する必要があります。その他のパラメタは変更しないでください。ポート番号を変更した後、インターネットサーバ管理エージェントを再起動してください。

設定例を以下に示します。

■WWWサーバの設定の確認

Netscape Enterprise ServerおよびApache以外のWWWサーバを監視対象とする場合、WWWサーバの環境設定で定義したログファイル形式、およびログ設定内容について確認してください。正しく設定されていない場合、WWWサーバの監視が行われません。正しく設定した後、監視対象のWWWサーバの再起動を行い、その後、インターネットサーバ管理エージェントを再起動してください。

確認する内容を以下に示します。

■IISの環境設定時の注意事項

IISの環境設定で、匿名ログオンを拒否する設定を行うと、セキュリティ監視機能が正しく動作しない場合があります。セキュリティ監視機能を使用する場合は、IISの以下の設定を有効にしてください。設定後、監視対象のWWWサーバの再起動を行い、その後、インターネットサーバ管理エージェントを再起動してください。

Internet Information Server 3.0の場合

以下の手順で設定を有効にしてください。

  1. WWWサービスプロパティのサービスを選択します。
  2. パスワードの認証にある「匿名を許可」を有効にします。

Internet Information Server 4.0の場合

以下の手順で設定を有効にしてください。

  1. 既定のWebサイトプロパティ(ディレクトリセキュリティ)にある匿名アクセスと、認証制御の“編集”を選択します。
  2. 認証方法にある「匿名アクセスを許可する」を有効にします。

Internet Information Services 5.0/6.0の場合

以下の手順で設定を有効にしてください。

  1. 既定のWebサイトプロパティ(ディレクトリセキュリティ)にある匿名アクセスおよび認証コントロールの“編集”を選択します。
  2. 認証方法にある「匿名アクセス」を有効にします。

■インターネットサーバ管理エージェントの再起動

コントロールパネルのサービスから、以下のサービスを再起動します。

Systemwalker MpNsAgt


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 1995-2005