Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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第3章 監視する | > 3.1 イベント監視の設定をする | > 3.1.5 アクションを定義する |
イベント発生時にポケットベルに通報するためには、以下の設定が必要です。
アクション環境設定の呼び出し方法については、“アクションを定義する”の“アクション環境設定の呼び出し方法”を、アクション定義の呼び出し方法については“アクション定義の呼び出し方法”を参照してください。
ポケットベル通知のアクションを実行するコンピュータ上で、ポケットベルの種類等、使用するポケットベルの環境を、[アクション環境設定]ダイアログボックスの[ポケットベル]シートで設定します。
ポケットベルを使用する場合は、ポケットベルのアクションを実行するWindows NT(R)、Windows(R) 2000、Windows(R) 95、Windows(R) 98、Windows(R) MeまたはWindows(R) XPのマシンにモデムが必要です。モデムを使用する場合は、[アクション環境設定]ダイアログボックスの[COMポート]シートで設定を行います。
モデムを外付で使用する場合には、通常COM1かCOM2のどちらかに接続します。ただし、電源制御ボックスまたはSNMPアダプタを使用する場合は、これらのハードウェアもCOMポートを使用するため、ポート番号およびIRQが競合しないように設定します。また、電源制御系のハードがCOM1を優先的に使用する場合があるため、両方の機能を使用する場合は、COM1に電源制御系のRS-232Cケーブルを接続し、COM2にモデムを接続します。
モデムが内線回線に接続されている場合、ポケットベルへのダイアル時に、内線交換機の仕様によりモデムがダイアルトーンを検出できず、イベントログに以下のメッセージが表示され、ボケットベルへのメッセージの送信に失敗する場合があります。
ソース: |
MpAosfB |
ID: |
4109 |
説明: |
電話回線からダイアルトーンを検出できません。 |
このメッセージが表示される場合は、「モデム初期化ATコマンド」にダイアルトーンの検出を待たずにダイアルするコマンドを設定してください。コマンドの詳細については、使用するモデムの取扱い説明書を参照してください。
例: AT&fX3 |
ポケットベル通知のアクションを実行するコンピュータ上で、モデムが接続されているポート番号等、モデムに関する環境を設定します。
アクションとしてポケットベルを使用する場合は、あらかじめ以下の設定が必要です。
ポケットベル、MS-Mail、ポップアップメッセージ、または、音声通知のアクションを別のWindows(R)マシンで実行する場合、[アクション環境設定]ダイアログボックスの[アクション実行先]シートで、アクションを実行するホスト名を設定します。
以下のアクションについては、アクションを実行させるシステムとして他のWindows NT(R)、Windows(R) 2000、Windows(R) XP、Windows(R) 95、Windows(R) 98またはWindows(R) Meのマシンを指定することができます。
アクション環境設定(アクション実行先)について
指定したホストには、インストールオプションに“アクション実行”を選択して、Systemwalker Centric Managerをインストールしてください。
ポケットベルの[アクション定義]ダイアログボックスで、以下の項目について設定します。
[ポケットベルによる通知を行う]チェックボックスをチェックした場合だけ、定義詳細について設定することができます。詳細は、“Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ”を参照してください。
mpaosactrev(アクション実行履歴の表示コマンド)を実行すると、アクション実行履歴ファイルに、以下の形式で表示されます。
時刻 番号 PAGER アクション管理番号 処理 [HOST=実行先 ADDR=電話番号] |
項目は、以下の値を表しています。
項目名 |
値 |
時刻 |
出力したアクションの情報の処理を行った日時 |
番号 |
イベント監視の条件定義と比較したイベントのサービスを起動してからの通番です。 |
アクション管理番号 |
アクションを管理する番号を表示します。アクション管理画面の“管理番号”と一致します。 |
処理 |
以下のどれかになります。 REQUEST: START: NORMAL: DELETE: ERROR: |
HOST=実行先 |
処理が“START”の場合に、ポケットベルを実行したアクション実行先ホスト名を表示します。 |
ADDR=電話番号 |
処理が“START”の場合に、メッセージを送信したポケットベルの電話番号を表示します。 |
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