Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第2章 Systemwalkerコンソール> 2.2 コンソールをカスタマイズする> 2.2.5 IDカード/ICカードで認証する(Solaris/Linux)

[EE]
2.2.5.1 IDカード/ICカードで運用する(Solaris/Linux)

■端末の保護機

端末がオフィス内に設置されている場合など、関係者以外の端末の利用を制限したい場合に使用します。

  1. 運用管理クライアントの端末がロックされている(キーボードおよびマウスの操作が制限されている状態)ので、カードリーダに使用者のIDカードまたはICカードを挿入します。
  2. IDカードまたはICカードにより承認されると、運用管理クライアントの操作が可能となります。
  3. 操作が終了した場合、端末のロック操作を行うことにより運用管理クライアントが再びロックされた状態(操作できない状態)になります。

■操作の保護機

Systemwalkerコンソールは常時表示しているが、監視に伴う操作は許可された人だけ可能にするというように、操作者に応じた権限で操作を行わせたい場合に使用します。

Systemwalkerコンソール等からの操作をIDカードまたはICカードにより保護する場合は、保護する操作を定義する必要があります。詳細は“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。

  1. 運用管理クライアントで、Systemwalkerコンソールを起動します。
  2. Systemwalkerコンソールから操作を行います。
  3. 操作権限の確認が必要な場合、カードリーダにIDカードまたはICカードの挿入を促すメッセージがセキュリティウィンドウに表示されるので、操作を行った者のIDカードまたはICカードをカードリーダに挿入します。なお、既にカードがカードリーダに挿入されている場合(モータ式)やカード情報が有効な場合(注)(手動スライド式)はメッセージは表示されません。
  4. IDカードまたはICカードにより承認されると、操作が受け付けられます。

    (注)カードをスライドさせ連続して操作を行っている状態です。一定時間無操作が続くとカード情報が無効となります。


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