Systemwalker Centric Manager Global Enterprise Edition説明書 - Solaris(TM) オペレーティングシステム -
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8.2 アラーム監視の対象メッセージのカスタマイズ
アラーム監視の対象となるメッセージをカスタマイズする手順を説明します。
監視対象メッセージは、運用管理サーバ上のアラーム定義ファイルに定義されています。FNA/OSIネットワーク管理では、運用管理クライアントからの操作で、運用管理サーバ上のアラーム定義ファイルの監視対象メッセージのカスタマイズを行うことができます。
■グローバルサーバ(VTAM-Gのメッセージ)の場合
- Systemwalkerコンソールで、[ポリシー]メニューから[ポリシーの定義]-[グローバルサーバ連携]-[監視アラームカスタマイズ]を選択し、[FNA/OSI監視アラームカスタマイズ]ウィンドウで、現在定義されている監視対象メッセージを表示します。

- 監視対象メッセージを追加する場合は、[追加]ボタンをクリックして、[監視アラームの追加]ウィンドウを表示します。

- [監視アラームの追加]ウィンドウで、追加するメッセージ識別子とノード位置を指定します。
- メッセージ識別子:VTAMメッセージの識別子(メッセージID)を指定します。
- ノード位置:メッセージ文字列の中でノードが埋め込まれている位置を、先頭から数えて何番目の空白後に位置するかで指定します。

- 監視対象メッセージを削除する場合は、リストビューで削除したいメッセージ識別子を選択、[削除]ボタンをクリックします。複数選択が可能です。
- 監視対象メッセージを更新する場合は、一度削除してから追加します。
- [OK]ボタンをクリックすると、各ページの設定が運用管理サーバに送信され、アラーム定義ファイルが置き換えられます。
■SUREの場合
- Systemwalkerコンソールで、[ポリシー]メニューから[ポリシーの定義]-[グローバルサーバ連携]-[監視アラームカスタマイズ]を選択し、[FNA/OSI監視アラームカスタマイズ]ウィンドウで、現在定義されている監視対象メッセージを表示します。

- 監視対象メッセージを追加する場合は、[追加]ボタンをクリックして、[監視アラームの追加]ウィンドウを表示します。

- [監視アラームの追加]ウィンドウで、追加するメッセージ識別子、ノード位置および検索文字を指定します。
- メッセージ識別子:SXOメッセージの識別子(メッセージID)を指定します。
- ノード位置:メッセージ文字列の中でノード名が埋め込まれている位置を、先頭から数えて何番目の可変部に位置するかで指定します。

- 検索文字:ノード名を検索するための、区切りとなる文字を指定します。括弧(“(”“)”)または空白(“ ”)のどちらかを選択します。
- 監視対象メッセージを削除する場合は、リストビューで削除したいメッセージ識別子を選択、[削除]ボタンをクリックします。複数選択が可能です。
- 監視対象メッセージを更新する場合は、一度削除してから追加します。
- [OK]ボタンをクリックすると、各ページの設定が運用管理サーバに送信され、アラーム定義ファイルが置き換えられます。

アラーム定義ファイルは運用管理サーバ単位で一つであり、個々のホスト/クラスタ、SUREに対するカスタマイズは行えません。
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