Systemwalker Centric Manager Global Enterprise Edition説明書 - Solaris(TM) オペレーティングシステム -
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第7章 グローバルサーバの監視方法・操作方法

7.1 トラブルを監視する

監視メッセージの定義”で監視対象として定義したメッセージのうち、トラブルとして定義したメッセージの発生を監視する方法を説明します。

トラブルは、以下のコンソールから監視することができます。

Systemwalker Webコンソールの監視については、“Systemwalker Webコンソールで監視する”を参照してください。

以下の手順でSystemwalkerコンソールを起動します。

  1. [スタート]メニューから[プログラム]-[Systemwalker Centric Manager]-[Systemwalkerコンソール]を選択します。
  2. [Systemwalkerコンソール]を起動すると、“自動再接続を行いますか?”という旨のメッセージが表示されます。
    [はい]のボタンを選択し、自動再接続コンソールを起動します。
  3. [Systemwalkerコンソール[ログイン]]ダイアログボックスが表示されますので、接続する[管理ドメイン名]を確認して[OK]ボタンをクリックします。このとき、ログインするユーザ名を指定する場合には、“ログインユーザの指定”をチェックし、[ユーザ名]および[パスワード]を入力します。

  4. Systemwalkerコンソールが起動します。

    Systemwalkerコンソールの起動の詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”の“Systemwalkerコンソール”を参照してください。

■被監視システムにトラブルが発生した場合

◆Systemwalkerコンソール

◆[監視イベント種別]ウィンドウ

このようにして、トラブルの発生したシステムと、その監視イベント種別を知ることができます。

監視イベント種別は、Systemwalker Centric Manager EEで標準提供されている監視イベント種別に加えて、以下の監視イベント種別が標準提供されます。

監視イベント種別

発生したメッセージの内容

GSシステム

グローバルサーバおよびIBMホスト(S/390(R))のシステムメッセージ

GSバッチ業務

グローバルサーバのSystemwalker/OFESが監視するジョブネットの異常

GS性能

グローバルサーバのFCMSYS/EMが監視する性能異常

GSオンライン

グローバルサーバのAIMが出力するメッセージ

GSライタ

グローバルサーバのライタが出力するメッセージ

SXOシステム

SURE SYSTEMのシステムメッセージ

AVM-EX

グローバルサーバのAVM/EXが出力するメッセージ

IPL

グローバルサーバにおける、システムのIPL処理時に発生するメッセージ

GSハード

SVPMが監視する、グローバルサーバのハードウェアの異常通知メッセージ

GSアプリ管理

グローバルサーバのInterstageのワークユニットやサブシステムが出力するメッセージ

■メッセージ一覧ウィンドウ

監視イベント一覧には、被監視システムから通知されたメッセージのうち、以下の条件をみたすメッセージだけが表示されます。

被監視システムから通知されたすべてのメッセージは、[メッセージ一覧]ウィンドウで監視することができます。[メッセージ一覧]ウィンドウは、Systemwalkerコンソールの[操作]メニューから、[メッセージ一覧]を選択して起動します。


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