Systemwalker Centric Manager 他社データベースの利用ガイド - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第1章 ヘルプデスクデータベース> 1.2 データベースの設定

1.2.7 Oracle9i Server R9.0.1の設定

Oracle9i Server R9.0.1の設定は、以下の手順で行います。

  1. Oracle9i Server R9.0.1のインストール
  2. データベースの構築

■Oracle9i Server R9.0.1のインストー

Oracle9i Server R9.0.1 をインストールします。インストールについては、Oracle9i Server R9.0.1のマニュアルを参照してください。

■データベースの構

ヘルプデスクが使用するデータベースを構築します。データベースの構築は、以下の手順で作業します。なお、ここで説明するスクリプトは、以下のディレクトリに格納されています。

(Systemwalkerインストールディレクトリ)\mpwalker.dm\Mphlpdsv\Oracle9i

  1. データベース容量を見積もります。

    データベース容量の見積もりについては、“データベース容量の見積もり”を参照してください。

  2. ヘルプデスク用のデータベース領域を作成します。

    [Oracle Database Configuration Assistant]を使用して、データベース領域を作成する手順を以下に示します。

    1. [Oracle - OraHOME90]-[Configuration and Migration Tools]グループから、[Database Configuration Assistant]を起動します。
    2. [Database Configuration Assistant]の説明が表示されます。確認後、[次へ]ボタンをクリックします。
    3. アシスタントで実行する操作として、[データベースの作成]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
    4. データベースの作成において使用するテンプレートとして、[New Database]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
    5. データベース情報として、以下の値を設定し、[次へ]ボタンをクリックします。
      グローバル・データベース名
      “HELPDESK.WORLD”を設定します。
      SID
      “HDSK”を設定します。
    6. データベースで使用するオプションとして、すべてのチェックを外し、[次へ]ボタンをクリックします。
    7. データベースのデフォルトの稼働モードとして、[専用サーバ・モード]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
    8. 初期化パラメータ・ファイル設定の各タブは、以下のように設定し、[次へ]ボタンをクリックします。
      メモリータブ
      SGAパラメ−タ情報を確認します。変更の必要は特にありません。
      アーカイブタブ
      変更の必要は特にありません。
      DBのサイズ指定タブ
      以下の値を設定します。

      データベース・キャラクタ・セット

      データベース・キャラクタ・セットを確認します。変更の必要は特にありません。

      各国語キャラクタ・セット

      各国語キャラクタ・セットを確認します。変更の必要は特にありません。
      ファイルの場所タブ
      以下の値を設定します。

      初期化パラメータ・ファイル名

      任意のファイル名を設定します。サーバの環境にあわせて設定します。

      永続パラメータ・ファイル名

      任意のファイル名を設定します。サーバの環境にあわせて設定します。

      トレース・ファイル・ディレクトリ

      ユーザ・プロセス、バックグラウンド・プロセス、および、コアダンプ用のデバッグ・トレース・ファイルが書き込まれるディレクトリ・パスを確認します。変更の必要は特にありません。
    9. データベース記憶域に、以下の値を設定します。
      Controlfile
      制御ファイルのパラメ−タ情報を確認します。変更の必要は特にありません。
      表領域
      USER表領域のサイズ、自動拡張を設定します。USER表領域のサイズには、見積もりしたデータベースのサイズを設定します。SYSTEM、ROLLBACK、INDEX、TEMPORARY領域の変更は、特に必要ありません。
      REDOロググループ
      REDOログファイルのパラメタ情報を確認します。変更の必要は特にありません。
    10. [データベースの作成]を選択し、[完了]ボタンをクリックします。表示されるダイアログボックスの内容を確認し、[OK]ボタンをクリックします。データベース領域の作成が開始されます。
  3. ヘルプデスク用のデータベース領域に、テーブルを作成します。

    “SQLPlus”を使用して、ヘルプデスク用のデータベース領域にテーブルを作成するため、コマンドプロンプトより以下のコマンドを実行します。


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