Systemwalker Centric Manager APIガイド - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第3章 APIリファレンス

3.46 Mp_RespRemoteCmd()関数

■機能説明

Mp_ExecRemoteCmd()関数発行後、Mp_RespRemoteCmd()関数とMp_GetRemoteCmdMap()関数を組み合わせて発行することにより、コマンド実行結果を1行ずつ読み出します。

Mp_RespRemoteCmd()関数は、システム監視エージェントサービスに対して、コマンド実行結果の受信を要求し、すぐに呼び出し元に戻ります。

呼び出し元は、Mp_RespRemoteCmd()関数の第2パラメタの、OVERLAPPED構造体を利用して、コマンド結果受信のオーバラップ処理を完了してから、Mp_GetRemoteCmdMap()関数を呼び出してください。

■呼び出し形式

#include <mp_opagt_api.h>
BOOL Mp_RespRemoteCmd(fp, olr, buf);

HANDLE fp;         /*  Mp_OpenRemoteCmd()で獲得したハンドル  */
OVERLAPPED *olr;   /*  コマンド実行結果受信の非同期I/O で使用*/
                   /*  するOVERLAPPED構造体のアドレス        */
char   *buf;       /*  受信データのヘッダ部分を格納する      */
                   /*  領域(12バイト)のアドレス              */

■パラメタ

fp:
Mp_OpenRemoteCmd()で獲得したハンドルを指定します。
olr:
メッセージ実行結果受信の非同期で使用するOVERLAPPED構造体のアドレスを指定します。
buf:
受信データのヘッダ部分だけを格納する領域アドレスを指定します。12バイト分呼び出し元で準備します。

■復帰値

ReadFile()関数の復帰情報がそのまま応答されます。詳細なエラーコードは、GetLastError()で取得してください。


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