Systemwalker Centric Manager APIガイド - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第3章 APIリファレンス

3.43 Mp_ReadMsg()関数

■機能説明

Mp_OpenMsg()関数発行後、Mp_ReadMsg()関数とMp_GetMsgMap()関数を組み合わせて発行することにより、メッセージを1メッセージずつ読み出します。

Mp_OpenMsg()関数直後のMp_ReadMsg()には、すでに起動しているシステムのエージェント起動メッセージ(msgtype=OP_APIMGTYPESTAT)が、起動しているシステムの数だけ通知されます。

Mp_ReadMsg()関数は、システム監視エージェントサービスに対して、メッセージの受信を要求し、すぐに呼び出し元に戻ります。

■呼び出し形式

#include <mp_opagt_api.h>
BOOL Mp_ReadMsg(fp, olr , buf);

HANDLE fp;       /* Mp_OpenMsg()で獲得したハンドルを指定する */
OVERLAPPED *olr; /* メッセージ受信の非同期I/Oで使用する      */
                 /* OVERLAPPED構造体のアドレス               */
char   *buf;     /* 受信データのヘッダ部分だけを格納する領   */
                 /* 域のアドレス                             */

■パラメタ

fp:
Mp_OpenMsg()で獲得したハンドルを指定します。
olr:
メッセージ受信の非同期I/Oで使用するOVERLAPPED構造体のアドレスを指定します。
buf:
受信データのヘッダ部分だけを格納する領域アドレスを指定します。12バイト分呼び出し元で準備します。

■参照

システム監視のAPI、Mp_OpenMsg()関数、Mp_GetMsgMap()関数、Mp_CloseMsg()関数を参照してください。

■復帰値

ReadFile()関数の復帰情報がそのまま応答されます。

詳細なエラーコードは、GetLastError()で取得してください。

■API格納場所

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin

■注意事項

呼び出し元は、Mp_ReadMsg()関数の第4パラメタの、OVERLAPPED構造体を利用して、イベント受信のオーバラップ処理を完了し、Mp_GetMsgMap()関数を呼び出してください。

■動作環境による差異

以下のインストール種別で使用可能です。


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